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FM三重 木づかいびと7月5日 文字起こし

ゲスト 東原達也
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~木づかいびと~

豊かな森に恵まれた日本そして三重県は木材の宝庫ですね。
そんな木材を私たちの暮らしに取り入れるなど有効活用したいものですね
番組では木の魅力を知り尽くした方々にお話を伺ってきます

今回は志摩市の、創業1902年 東原建築工房 代表 東原達也さんです
東原さん達が手がけた「志摩の小庭いかだ丸太の家」は、この度発表された「第40回三重県建築賞住宅部門の会長賞」を受賞されました

ー「いかだ丸太」というのはその言葉通りに、英虞湾あるいは的矢湾に浮かんでいる、真珠養殖や 的矢かきの養殖に使われている筏、それに使われる細い丸太材を建物の屋根とか一部に使った。そこから「いかだ丸太の家」という風に呼んでいます

丸太って丸いですから、組み合わせるときに非常に難しいのではないかと思うんですが?

ーそうですね。よく言われる数寄屋造りや、あるいは床の間のような仕事も丸太使うので大変高級で技術のいる仕事でもあるんですけれども、今回はもっとカジュアルに、みんなが取り組めるようなディティールと言うか納まりを考えて作っています。
なので今回の建物は、息子の五代目が初めて棟梁をした建物なんですけれども、チャレンジした自信作、そしてこのような評価いただいて、とても喜んで行きます

この三重に、今、育っいる木っていかがですか

ーそうですね。「近くの山の木で作る」というような運動と言うか考え方が、全国にあるんですけれども、見渡せば三重にもたくさんあるし、杉や桧は一生懸命育てられてきた木です
他にも槙の木とかツガ・トガとか、地松マツの木とか、ともに山に育った木も適材適所があり、建築の材料や生活の材料として生かすことができるので、そういう意味では三重は宝の宝庫なのかなと思います
海の食材も同じようにですね

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