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分相応に

まだ休職はしていない。

会社のカウンセラーさんと相談して対策を練って堪えている。
自己臭恐怖のための対策。
空気清浄機を近くに置いてもらう。卓上扇風機を置いてみる。聴覚から被害妄想的な考えになってしまうので耳栓をしても良い配慮もしてもらった。
医師からは追加の頓服が出た。

毎日が闘いである。

仕事をしていればそうだと思うけれど、仕事自体ではない。匂い。
アドラーが「人間の悩みは全て対人関係である」と言っているが確かにその通りだ。他の人に迷惑がかかってると悩んでいるから。


転職活動した時にキャリアカウンセラーと話して、現在の就業環境で匂い以外の悩みは無いこと、完全在宅の仕事に転職しても今度は違う悩みが出てきてしまうのではと指摘された。それならば現在の就業環境が恵まれている会社にいる方が良いのではと受け取った。
確かにそうで、春に転職活動した時も現在の会社が恵まれていると実感したんだった。転職もできそうにないし。

昔、建築家安藤忠雄さんのギャラリートークに参加した時、「分相応に」という言葉を聞いた時のことを思い出した。
分相応に生きていきたい。
できることをやるしかない。
日々自分自身と闘いながら、仕事を続けるしかないだろう。
休職は今、頭には無くなった。
早退したっていいと逃げ道を作りながら、仕事を続けていこうと思う。

仕事がある。家庭がある。趣味も楽しめている。

苦しんでる時期だけど、幸せなのかなと思ってみたり。

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