見出し画像

太陽の神(ニカ) 明石家さんま お笑い概論3+Appendix1

前回のお笑い概論2 四皇の続きです。

誰かのコラムで
「松本人志 日本の笑いの王が
 スキャンダルでその座を失う」
的な表現をされていましたが

お笑い概論1で触れた
ファイタータイプで
コンポーザーもできて
テクニックもまだまだ第一線で勝負できる
【覇王色の覇気】を持つ
すごい方だと思います。
私の度量では技術については計れないですし
技術でいえば、四皇の中で1番というのは
間違いないですが

私は
『全日本国民を笑わせられるか』
と言う観点では松本人志さんが
現在のトップではないと思います。
四皇の中でも、最も強いのは

太陽の神(ニカ) 明石家さんま

さんがダントツだと思います。

なんか噂ありましたよね
ルフィのモデル?的な
話を戻します。

それはなぜか
説明するために概論要素を話します。

まず、我々人間が
どう言った時に笑うのか
考えます。

たとえば、
あの大リーグで大活躍した
イチローさんが外野フライを
取ろうとした時、
めちゃくちゃ
見当違いなところで構えてて、
ボールを落としてしまった場合と

ジミー大西さんが
外野フライを
取ろうとした時、
めちゃくちゃ
見当違いなところで構えてて、
ボールを落としてしまった場合

捉え方が違うはずです。

前者の場合、
『えっ イチローさんでもそんなことあるんだ
弘法も筆の誤りだな』

後者の場合、
『ジミーちゃん、マジ天才 笑』
大半の人がこのような認識になると思います。

それは、なぜか

おそらく人間は
事象に対して即座に優劣を計り、
自分の位置が
安全であり、かつ優っていることが分かると
笑いの蓋が開くのだと思います。
そこから笑いになるのかは
個人差があると思いますが。

イチローさんが我々素人と比べたら
野球について、どれだけプロなのかは
話す必要もありません。

一方、ジミー大西さんは
たぶんそんなに運動は上手ではないと
思います。
ただジミー大西さんの場合、
【覇気】の要素も持っているので
例えとしてあまり良くなかったですね。

じゃあ、マミーの酒井さんで 笑

マミーの酒井さんは
アメトークの運動神経悪い芸人に
出てます。

特番で必ず枠が用意されますから
企画として人気であることは
周知の事実です。

昔で言うと
ヘキサゴンもそうです。
珍回答を皆んな楽しみに
観ていたはずです。

一見、冷たい印象を与える話ですが
これは生物学的な仕組みなので
仕方がないことだと思います。
神様のせいということにしましょう。

This is biological system.
so, It is what it is.

ビートたけしさんが
闇営業の問題が起きた時
『元々.芸人てのは
猿回しの猿だった』
『主人に従って芸を見せていた』
とお話ししていました。

今の芸人さんが
ダメというわけではないです。
これはこれで今の時代に
フィクスした形に変化しているのだと
思います。

ただ、生物学的な欲求を
くすぐるには、優劣の劣の方を
選ぶほうが
笑いを得やすいのではと思います。

さんまさんに戻ります。

さんまさんは
学が欲しいと大学に行っていません。
いい映画を撮ろうともしてません。
ワイドショーでコメントもしません。
やろうと思えばできるはずです。
でもしません。

笑いに対する
ポジショニングが
貪欲であり、無駄がない。

だから、四皇の中でも
【覇王色の覇気】が凄まじく色濃いため
今のなお、皆んな
さんまさんの背中を見ているのだと
思います。

さっきの
劣るという表現は良くなかったですね。
笑いが発生する際の単なる区別ですし
プロは劣っているように魅せるのです。

ボケは笑われているのではなく
笑わせていますからね

以上です。

ローリンローリンシャメガ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?