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パンダP お笑い概論8

「ぞーん」の現象を説明する上で良いサンプルがあります。

みなさんはリチャード・ホールというコント番組をご存じですか

私が高校生くらいの時に流行っていたコント番組で
出演していたのは、くりーむしちゅう、中川家、森三中、劇団ひとり、おぎやはぎ、アンタッチャブルが出演されていました。
前身のロバートホールという番組名であったときは、ホンジャマカさんやさまぁ~ずさんとか出演されていました。

私が思う歴代最強のコント番組はこの「リチャードホール」だと思います。
元気が出るテレビや
ごっつええ感じなど皆さんが面白いと思うコント番組がある
と思いますが、リチャードホールは設定・構成がしっかりしていて
どつきや下ネタ等に頼りすぎないでも
十分に笑えるコント番組でした。
(ただ番組が終了したのは下ネタが原因だった思います 笑)

コントのキャラとして有名なのが
・下衆ヤバ男(これは下ネタ)
・シャレ山紀信
・栗井むねお

上記のキャラクターは全部アンタッチャブルの山崎さんが演じています。
どれも面白いですし、私の中では山崎さんが芸人として評価されたのはこの作品によるものではないかと思っています。アンタッチャブル 山崎さんは覇気を度外視したら、現在では芸人界一のハードパンチャーだと思います。

今回紹介したいのは
・パンダP(プロデューサー)

というキャラクターのコントで
アンタッチャブルの柴田さんが
パンダP(プロデューサー)を演じています。
設定としては、テレビ番組「ムツゴロウ王国」の立ち上げのメンバーだった半田プロデューサー(パンダP)がいろいろなお笑い番組会議の際に
やってきては無理矢理動物のネタを放送作家たちに押し付けていくという
流れになります。

コント パンダPの中で最もウケているのが
「パンダP 病院編」
この映像の中に「ぞーん」が出てきます。
「ぞーん」に入るのはくりーむしちゅうの上田さんです。

皆さん、
「ぞーん」に入ったことがある人なら感覚的に「ぞーん」がわかりますが
「ぞーん」に入ったことがない人は
存在自体を認識するのは難しいと思います。
ですので、
一度この「ぞーん」教材を見ていただいて
さらに「ぞーん」についての知見を広げていただけたらと思っています。


武井壮さんが動物の倒し方みたいなので
世に出てきましたが
最初に動物のネタをしていたのは
アンタッチャブルの柴田さんが
先だと思います。
柴田さんも動物のうんちくを語れるほど動物好きであり、
そこからコントになったものがパンダPになります。
武井壮さんはリチャードホールが終わってから
世に出てきているので間違いないとも思います。

「ぞーん」教材であり、
リチャードホールの中でも
最高ランクのコントをご賞味下さい。

以上です。

信州信濃の新蕎麦よりも
わたしゃ貴方のそばがいい

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