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2023年のはじまり/リンノスケ

リンノスケです。2023年になりました。年明け1発目の更新が遅くなりすいません!
11月より札幌でのロミジュリの稽古が本格的にスタートして、クリスマスの公演を駆け抜けてあっという間に年末年始だったので、ここまでとても早く感じます。今は札幌演劇シーズン2023-冬劇団千年王國「からだの贈りもの」の稽古の真っ只中でございます。

まずは劇団千年王國ロックミュージカル「ロミオとジュリエット」にご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

千秋楽での出来事でしたが、カーテンコールで一瞬にして会場からスタンディングオベーションを頂いた光景は、一生の宝物です。それだけ素晴らしい作品になったことは大きな自信にもなりましたし、未だに出演者も含め、ご覧頂いた皆様が ロミジュリロス になっているのも納得です。

そんなこんなで、プロデューサーの尾崎さんも終演してわずか数日足らずで再演の声明を出したことは、皆様のお陰でもあります。僕も絶対にまたこの作品をやりたいです!

また、今回総勢約50名ほどが関わったこの舞台で、この状況の中誰も欠けることなく無事に終えることができたのも、本当に素晴らしいことです。出演者をはじめ今回関わった人達はとんでもない愛に溢れた人格者の集まりで、毎日の稽古がとても楽しみで刺激的な日々を過ごすことができました。絶対にまたやりたいね、集まりたいね、という気持ちが皆一様に強かったのか、公演後の年末に様々場所で運命的に会いました。温泉に入ってたら出演者の方に会ったりでびっくりでした笑。

そしてこの場を借りて島太星君ファンの皆様へお礼を伝えたいのですが、今回は本当にありがとうございました。見たこともない俳優リンノスケであるにも関わらず、ロミジュリ関連のSNSを見ると #リンノスケ と付けてくれてたり、身に覚えのない沢山の差し入れや、お花を頂いたりして、とてもびっくりしていました。本当に嬉しかっです。そんな皆様へこちらの写真↓

とても忙しい彼は、今回本当に色んな面で苦労されたと思いますが、その中でも常にビジョンが見えていて、クリエイターとしての才能も見えたことに僕は驚きました。おかげで一番近くで過ごすことができた僕もすっかりファンになり、年末のジェネチェンFESやアウトデラックスを気づいたら能動的に観てました。

とはいえ僕も同じく表現者なので今後も頑張ります。どうかこれからも応援お願い致します。

さて、ロミジュリのお話をし過ぎましたが、お餅何個食べましたか?僕は10個くらい食べましたが、次の役が1990年代のエイズの末期患者役ということもあり、減量が始まっています。

こちらは前回2021年の12月に上演された時の初演の写真です。今回はスカーツから場所を移してコンカリーニョで上演されます。
演劇シーズンが10周年ということで、個人的には6回目の演劇シーズンへの参加となりまして、(その他にもきっとろんどんの「STAGE」と昨年末の劇団千年王國「ロミオとジュリエット」も演劇シーズン関連事業でした。)リンノスケは演劇シーズンによって育てられた系俳優であります。

札幌に演劇の文化が広がってきているのでしょうか。本格的に演劇を始めた2016年以前のことを知らないので僕からはなんとも言えませんが、この地での創作活動においては恵まれた環境だと思います。

昨年の春に東京に引っ越しましたが、東京と札幌、それぞれに良いところとそうでないところが見え始めてきました。俳優として成長するにはどの環境が良いんでしょうね。まだまだその答えはでませんので、色んなところに行きたいし、お金が貯まってタイミングが合えば外国に移住してみたいとも思ったりしています。

その時はRINNOSUKEでしょうね。

話が飛んでしまいましたが、今は目の前のことに集中しています。「からだの贈りもの」は2月4日(土)〜11日(土)の8日間上演されます。ロミジュリとは全くテイストは異なり、とても繊細な作品です。今でこそ早期発見で治療を受ければ普通に生活を送れますが、1990年代の当時は「死の病」と言われておりました。僕はその時代を生きる患者の1人、エドを演じます。そして今回は言葉だけではなく、コンタクト(身体と身体が触れ合うダンス)によって、より繊細さや贈り物の送受信などが際立つ作品となります。


これが終わるとまた札幌をしばらく離れますので、是非とも劇場に足を運んで頂ければなと思います。4ヶ月近く家を空けてしまっているので空き巣が入っていないか心配です。

あ、あと5/31〜6/4に下北沢シアター711にてきっとろんどんが東京に拠点を移してからの初めての公演があります。こちらも頭の片隅に置いていただけると幸いでございます。

さて、最後になりますが新年なので今年の抱負を宣言します。1つは密かに始まっているのですが、歴代のアカデミー賞作品賞受賞作品を全て見て、勝手にNo. 1を決めてやろうと企んでおります。こちらのことをですね、今年はnoteに書いていこうと思いますのでお楽しみに!ではまた。来週は山科です。

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