対戦カード概略

対戦概要　：お互い日本でもおなじみ。日本人MMAファン必見の一戦。
オッズ　　：ヤヒーラ+325 ビクター・ヘンリー-425
参照　　　：

Rani Yahyaについて

スペック

年齢：３９
身長：１６８
リーチ：１７３
スタンス：オーソドックス

戦績

28-11-1
勝利内訳
・KO：０
・一本：２１
・判定：７
敗北内訳
・KO：３
・一本：１
・判定：７
直近戦績
Loss - Jackson　KO
Win - Kang　判定
Win - Rodriguez　一本
ファイター印象
＞ベテラン、柔術家、KID、水垣、金原…と日本人対戦経験でもお馴染み。

SWOT分析

強み：柔術、トップ&バックキープ、経験
弱み：運動能力、打撃、年齢
機会：組みついて削る、寝かせればそのまま支配できる可能性がある
脅威：打撃、スタミナ勝負、TDD

コメント

　THE・柔術家。WECから数えると１５年以上在籍。２５戦以上メジャーでの経験、K-1 HERO'Sにも登場。負けはしたがKIDとの対戦が印象的。日本人キラーの印象があり、水垣、金原、といった実力者を下す。粘りつよいグラップリングに、疲れたように見えてもぬるっとサバイブする圧倒的なテクニック。バックにつくと相手はほぼゲームオーバー。極められるかそのままキープされてしまうか。３９歳という年齢と決して派手ではなく地味な戦い方。連敗イコールそくリリースになりそうな気もするため絶対に落とせない戦いかも。

Victor Henryについて

スペック

年齢：３６
身長：１７０
リーチ：１７３
スタンス：スイッチ

戦績

23-6-0
勝利内訳
・KO：６
・一本：８
・判定：９
敗北内訳
・KO：０
・一本：０
・判定：６
直近戦績
No Contest - Basharat
Win - Gravely　判定
Loss - Assuncao　判定
ファイター印象
＞メタラー。ジョシュの弟子。

SWOT分析

強み：運動量、ボクシング、スイッチ
弱み：フィニッシュ力、決め手になる攻撃に欠ける
機会：打撃戦、テイクダウンディフェンスできれば圧倒的に優位、運動能力
脅威：テイクダウンと寝技でポジョンキープされること。

コメント

　パンクラス、DEEP、RIZINにも登場し、日本でもお馴染みのファイター。元谷、金原、大塚、石渡等々…といった有名日本人ファイターとの対戦も豊富。ジョシュ・バーネットの弟子。
　両利きの打撃でスイッチを繰り返しながら相手にプレッシャー。前蹴り、頭を振ってのボクシングと手数も豊富な印象。30戦のキャリアを持つにも関わらずフィニッシュされた経験を持たず粘り強い戦い方ができる様に感じる。自分から組に行くようなスタイルには見えず、逆に組まれるとＴＤＤはそこそこか？ヤヒーラの組に対してどんな対応を取るかで結果が変わりそうな印象。

試合内容について

勝者予測

　勝者予想はオッズ通りビクター・ヘンリー。仕留めるのは厳しかも。

予測/考察

　この試合は結局のところをヤヒーラが組んで、寝かせて（もしくは引き込んで）、ポジションキープできるか否かで結果が決まりそう。フィニッシュされた事のないビクター・ヘンリー相手に、寝技に持ち込めたとしても極めるのは厳しく、そうなるとヤヒーラ勝利に必要なのは3R中2Rでグラップリングで支配してのポイント奪取が必要と考察。個人的には前に出てくるビクター・ヘンリー相手に組むことはでき、1Rは寝かせられるかもだが、運動量に優れる相手に対して徐々にジリ貧になると推測。疲れたヤヒーラ相手にビクター・ヘンリーの打撃量が勝りポイント取り切る様な展開を考える。打撃戦でヤヒーラが上回るというのは流石にないのでは？ラウンドが進むにつれて近い距離になりがちな二人だと思うので、後半ヤヒーラが疲れて、でも打撃をしないといけない様な展開となれば、ビクター・ヘンリーのショートのフックやアッパーなどの近い距離の強打が炸裂するかもと想像。

終わりに

　本興行、元々はメインイベントにケイプ登場のはずがキャンセルになってしまいました…正直そこまで興味をそそるカードも無く、リアタイ視聴も予定していませんが、予想に取り上げた試合は振り返ろうと思います。