#56 Erin Blanchfield vs. Manon Fiorot のプレビュー
対戦カード概略
対戦概要 :女子フライ級マッチ、アメリカ地方大会のメインイベント。時期挑戦者決定戦。
ランキング:ブランチフィールド#2、フィオロ#3
オッズ :ブランチフィールド-190、フィオロ+160
参照 :
Erin Blanchfieldについて
スペック
年齢:24
身長:163
リーチ:173
スタンス:オーソドックス
戦績
12-1-0
勝利内訳
・KO:2
・一本:4
・判定:6
敗北内訳
・KO:0
・一本:0
・判定:1
直近戦績
Win - Santos 判定
Win - Andrade 一本
Win - McCann 一本
SWOT分析
強み:圧力、攻撃性、寝技
弱み:被弾、打撃技術
機会:プレッシャー、寝技、年齢
脅威:打撃技術、フィジカル/サイズ差
コメント
グラップラー。柔術黒帯。寝技が強く、グラウンドの展開にしたい選手だがそこに至るまでのスタンドのやり取りも迫力があり、プレッシャーをかけて相手を攻めたてる。気が強く、剛腕ストライカーのアンドラージにも怯まず打撃戦を展開。シェフチェンコを追い詰めたサントス戦では序盤は苦戦するもののそれでも攻め手を緩めず、最後は押し切るシンプルな強さ。
まだ若く伸びしろを感じさせる。一方で強引なところが強みに出るか、その弱点を突かれる時が来るのか?
Manon Fiorotについて
スペック
年齢:34
身長:169
リーチ:168
スタンス:オーソドックス
戦績
11-1-0
勝利内訳
・KO:6
・一本:0
・判定:5
敗北内訳
・KO:0
・一本:0
・判定:1
直近戦績
Win - Namajunas 判定
Win - Cerminara 判定
Win - Maia 判定
SWOT分析
強み:長い距離の打撃/技術、フィジカル。
弱み:寝技、攻めが単調、決め手に欠る。
機会:打撃戦、スモールケージでは無い点。
脅威:相手の若さと勢い、寝技、5Rマッチ。
コメント
空手ベースのストライカー。UFC初期とそれ以前はKO勝利を多く挙げるも、近年はしっかり判定を取る印象。スピードとパワーがあり、それなりに年齢が高いもののアスリートとして優れるイメージ。打撃だけでなくややフィジカルの強さを活かしたテイクダウンも見せる。前戦は元ストロー級王者のナマユナスを下し、この対戦を制すればいよいよタイトル戦が確実。年齢的な事もあり、ここを逃がすと実質チャンスはなさそう。オッズは不利だがここでチャンスを掴めるか?
試合内容について
勝者予測
オッズ通りブランチフィールド勝利を予想。判定、もしくは差があれば3R移行に一本勝ちできそう。
予測/考察
打撃はフィオロ、寝技はブランチフィールド。フィオロにはブランチフィールドど仕留める能力は無いと推測。打撃でフィオロが有利もブランチフィールドは前に出てきそう。今回の対戦はメインの5R。序盤、打撃でブランチフィールドが不利になるも、前に出続ければフィオロをTD、寝かせれば支配できる展開を推測。差が想像より差があれば、ブランチフィールドのフィニッシュも予想。フィオロが勝利するためには5R距離をコントロールしてしのぎ切るか、TDを切り続ける必要があるがちょっと厳しそう。年齢差も不利に働きそう。
終わりに
メインイベント以外ではワイドマンの戦いに注目。2連敗中の元王者。アンデウソンに勝利したときは若い印象も今は39歳。足の骨折後、復帰を果たすも敗北し2連敗。いよいよラストマッチの可能性も…1時代を築いた選手。良いキャリアの最終盤を迎えて欲しいが。
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