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UFC 288: Sterling vs. Cejudoの観戦メモ(メインカード):2023/05/07

開催地:Newark, New Jersey, United States Prudential Center
備考 :トリプルCの帰還。
参照 :https://www.tapology.com/fightcenter/events/97782-ufc-fight-night

Aljamain Sterling vs. Henry Cejudo

バンタム級タイトルマッチ。
3年ぶりトリプルCの復帰はいきなりのタイトルマッチです。
”成功”という面ではセフードはフライ〜バンタム級で最も偉大な選手なのかもしれません。なんだかそこまで評価されている気がしませんが。。。
対するスターリングは王者になってなお強し。と感じさせる選手です。
個人的にはここではセフードに激勝してもらい、次戦はオマリー、そしてフェザーへの挑戦=(史上最高の)PFPへの挑戦へと駒を進めて欲しいところです。

Belal Muhammad vs. Gilbert Burns

ウェルター級。
別途プレビュー予定です。
引き分け挟んで8連勝中のベラルと早くも今年3戦目のバーンズ。
ウェルター級の頂上決戦ですが残念ながら勝者が即タイトルマッチに挑戦することはありません。
とはいえ対戦カードとしてはとても興味深い一戦です。
ベラルがここまで上り詰めるとはなんだか感慨深いです。あともう少し。階段を”駆け上がる”というよりも”這い上がる”姿がみたいです。

Jéssica Andrade vs. Xiaonan Yan

女子ストロー級。
フライとストローを行き来するアンドラージ。前戦はコールド・ブラッドの圧力の前に敗北してしまいましたが今回はストロー級。
対するヤンはスター選手=ダーンに勝利し元王者に挑戦する形でしょうか?
アジア人ファイターに頑張って欲しいところですがアンドラージは難敵となりそうです。

Movsar Evloev vs. Diego Lopes

フェザー級。
元はvsミッチェルが予定されていたエフロエフ。残念ながら相手の欠場によりUFCデビュー戦のロペスを相手に迎えることとなりました。トプリア戦もキャンセルになったりと正直持ってない選手だな。。。と思ったりしてしまいます。
対するロペスは長身のブラジル人で柔術黒帯。11の一本勝ちを収めています。一度DWCSに挑戦するものの敗北し契約のチャンスを得ることはできなかったようです。
流石にエフロエフだとは思いますがどうでしょう。

Kron Gracie vs. Charles Jourdain

フェザー級。
個人的に超待望のクロンの復帰です!!嬉しい!!
古くはヒクソン、歴代のケンカ屋ファイター、そしてプロレスラー(レスナー)、日本では力士、、、etc。現代MMAにおいては”幻想”という言葉を聞く機会が少なくなって久しいですが、クロンはその言葉を体現する(正確には体現していた)選手であると思います。
一方で、前戦のスワンソン戦は『そんな幻想はやはり現代MMAには無いのだな』と改めて感じさせる戦いになりました。しかし、強烈なプレッシャーと愚直なボクシング、そして引き込みで一発を狙い続ける戦い方は、ある意味幻想と現実、そして勝利への渇望がミックスされたまさにMMA=mixed martial art (s)であると個人的には感じ、クロンのベストファイトであると感じました。
そして対するのは”AIR”チャールズ・ジョーダイン。こちらも熱くてなかなか好きな選手です。とはいえTDDに穴がある選手で割に迂闊なところもある気がしていますので、クロンにあっさり首を差し出したりしちゃいそうです。
個人的には根性を叩きつけ合うようなプレッシャーの掛け合い&インファイトのガチガチの殴り合いなんかがみたいですね!!(もちろん最後はクロンの一本をお願いたい。)

その他

Drew Dober vs. Matt Frevola
フィニッシュ力のある二人の戦い。激戦区のライト級。中堅同士の猛烈な潰し合いになりそうです。盛り上がりに期待。
Z. Zhumagulov vs. Rafael Estevam
なぜかUFCのジャッジに嫌われているシュマグロフ。実力はあると思いますので報われて欲しいですね。


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