#57 Brendan Allen vs. Chris Curtis II のプレビュー
対戦カード概略
対戦概要 :ベットーリOUT、カーティスINにより再戦へ。
ランキング:アレン#6、カーティス#14
オッズ :アレンー200、カーティス+165
参照 :
Brendan Allenについて
スペック
年齢:28
身長:188
リーチ:191
スタンス:オーソドックス
戦績
23-5-0
勝利内訳
・KO:5
・一本:14
・判定:4
敗北内訳
・KO:2
・一本:1
・判定:2
直近戦績
Win - Craig 一本
Win - Silva 一本
Win - Muniz 一本
ファイター印象
>オールマイティ。完成度が高いMMAファイター。
SWOT分析
強み:グラップリング、進化した打撃、全局面で戦える
弱み:テイクダウンディフェンス、被弾の傾向、ファイトIQ
機会:サイズ、若さと連勝中の勢い、グラップリング
脅威:5Rの打撃戦、相手のTDD、一度負けている相手
コメント
優れたグラップリングに進化した打撃。どの局面でも戦えるオールラウンダー。まだ若く将来の王者候補の一角であると考えて間違いない選手。
UFCでの敗戦は今回対戦するカーティスと元王者のストリックランド。いずれも打撃戦で劣勢となりKO負け。最後の敗戦から明らかに打撃が向上し。対戦相手がベットーリからランク下のカーティスに変更とは言え、一度敗戦したカーティス相手に再戦でどんな戦いを見せるか楽しみ。
Chris Curtisについて
スペック
年齢:36
身長:178
リーチ:192
スタンス:オーソドックス
戦績
31-10-0
勝利内訳
・KO:15
・一本:3
・判定:13
敗北内訳
・KO:1
・一本:1
・判定:8
直近戦績
Win - Barriault 判定
No Contest - Imavov
Loss - Gastelum 判定
ファイター印象
>ストリックランドの練習相手。見た目に反して知的でテクニカルなストライカー。
SWOT分析
強み:パンチ技術、堅実な戦い方、TDD
弱み:サイズの小ささ、やや地味なファイトスタイル
機会:打撃戦、一度勝利している相手、カウンター
脅威:相手が大きい、グラップリング、年齢差
コメント
元王者ストリックランドの練習仲間。キャリア後半でUFC契約を果たした苦労人。
素晴らしいTDDに堅実な打撃戦。堅いガードからボディへのパンチを散らし、相手のガードが開いたところに強力なパンチを当てる。経験をバックグラウンドにした手堅い、でも強力なMMAスタイルが特徴。TDDが優れる堅実なストライカーというのはある意味MMAストライカーの理想形なのかも。
試合内容について
勝者予測
オッズ通りアレン。リベンジを期待。5戦連続のRNCを期待。
予測/考察
カーティスはかなりスタイルが完成されたファイター。おそらく前戦同様にガードを固め相手の打撃にリアクションする形でカウンター、チェックフック、ボディ…と散らし、TDはシャットダウン。これを繰り返せば5R判定をモノにできるでしょうし、それができる賢いファイターだと思います。
アレンとしては、前回の対戦ではボディを殴られ意識が下に行ったところ、カウンターで撃ち抜かれてKO負け。サイズの差がかなりありましたし蹴れるファイターなのでもっとそこを使えば…と思っています。前戦から変化がなければパンチ交換の展開になり劣勢、最悪再びKO負けも…かもしれません。しかし、個人的にはアレンがしっかり進化を見せて(ファイトIQも)、長距離の蹴りを活用し相手をコントロール、近い距離ではTD出来ずともバックを狙う。そんなクレバーな戦いを希望します。その先には後半に足のフックなしのRNCで仕留めてくれる事もあるかもです。
終わりに
本興行はUFC300前最後の興行。地味なUFN興行続く中、本興行もやはり地味目。メインイベントも元王座挑戦者ベットーリがキャンセルとなり対戦カードが変更。アレンvsカーティスの再戦はある意味興味深くて悪くは無いですが、もっとわかりやすいカードをメインにして欲しいような…
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