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マーブルドラマ |2nd『ここだけの話』収録現場で気にしていること

マーブルドラマの収録している中で、今回はちょっと違った部分に気を置いていました。その気を置いていたところや、別の場所に自分が身を置いたときも気を置いているよ、というところについて書こうと思います。


前に出ない選択


マーブルドラマ1stは、はるみさんと私のふたり芝居だったので、はるみさんと同じくらいのバランスで、自分もそこに居なければならないなと思っていました。最初の作品だったこともありますし、「こういうことをやりますよ」という紹介の意味合いもあったと思います。
役者と演出という立ち位置もわかりやすく見せたかったし、自分は演出的な部分には触らないようにする、というものあったので、そこも気を付けながら収録に参加していました。

マーブルドラマ2ndは、3人芝居でありながら、2人芝居が2シーンあるという構成でした。また、私以外は福井のメンバーだったので、その空気感に私が入ることで違和感にならないように立ち回る、というところに気を置いていました。

自分が参加する場合も、自分が場をつくる場合も、ゲストで参加してくれた人が居心地の悪い思いをしてほしくないな、というのがあります。
2ndは元々福井のメンバーさんの持っている雰囲気があって、そこに自分がどう溶け込むか、というのを大事にしました。ただ、そこにばかり重きを置いてしまうと、自分が企画している動画で、自分を見に来てくれる人には物足りないかもしれないというのもあります。そこも気にしつつ、「ここに自分も参加出来たらな~」と思って貰えるような空気感を目指しました。

どうしても、自分の企画なので前に出たくなってしまうのですが、見ている人が見やすいかとか、全体のまとまりがどうかなどなど、自分がこうしたい、というバランスをうまくとれていたらいいなと思っています。(現状でも編集によっては前に出てる感がありますが、できるだけ減らしているつもり…)

これは、ほかの方の動画や企画に参加するときも気にしています。
どうしても、仲の良い人たちの輪の中に入っていくことや、私以外が知り合いという輪の中に入っていく機会があります。

自分が動画を見ている時に、初対面なのに凄く仲が良いとか、初対面の気の遣い方を見ている人に感じさせない、というのがとても好きです。そして、そういった技術を持っている方って凄いなと思っています。
内輪の雰囲気がある場所って、魅力的でもあるけれど、そこに入りたいなって思った時、ハードルがとても高いと思います。同じ人たちが固まり過ぎていると「自分がそこに入って、仲が良い人たちの邪魔をしたくないし…」という気持ちになります。
だから、自分がそういった輪の中に入る時は、自分の立ち回りで、見ている人や一緒に参加した人からは、「ずっと前からこの人たちと仲良かったんじゃないか」と思って貰えたらいいなと思っています。

メイキング動画を編集するときも、字幕が偏っていないか、参加してくれた役者さんが主体になっているか、しゃべっているバランスなども一応気にしながら製作していました。自分がやりたいことをやっているせいで、どうしても自分主体になってしまいがちです。けれども、基本スタンスとしては、自分がやりたいことに付き合ってもらっているということなので、「参加して良かった」「不快な思いをしなかった」というのが大事かなと思っています。次もあったら参加したい、自分が企画をしたときに逆に出てほしい、そんな風に思ってもらえたらという気持ちもあります。
企画自体は参加したいのに、それ以外のところで躊躇してしまう要素はできるだけ少なくしたいなというのは気を付けているつもりです。お礼などもしているつもりですが、そういうのが発生していない場については特に、参加することで何か良いことがあるのか、何も返せないけれどその人が満足してくれるか、というのも気にしています。大人の遊びだと思っているので、色んな方の想いとか感情とか、できるだけ気にできたらなと思ってはいます。(ちゃんと出来ているかは別として)


演出に触らないようにする


舞台の稽古場だと、「自分はこう思っているけどどうする」とか、「ここはこっちの方がいいんじゃない」みたいなことを演出さんに言ったりします。今回は自分の企画だけれども、お芝居の演出に関するところにはなるべく触れないようにしようと思いました。収録に使う時間が限られているというももありますが、参加してもらっている睫ちゃんの役割を大きくできたらなと思いました。

私が企画などを準備して、それを元に睫ちゃんに参加してもらっています。事務的な基本部分は私のやっている割合が多いので、作品の部分では睫ちゃんが関わる部分を多くできたらなと思ってそうしています。
できるだけ「やりにくい」というような感覚を少なくできたらな…と思っています。


そのほか、2ndからは役名とか関係性もサムネに入れるようにしてみた。サムネも、参加してくれた方がいちばんいい感じに写っているのを選んでいる…はず


マーブルドラマ1stでは何となく、で進められてしまったことを2ndではより明確にしながら進めた感じがしました。配慮できていなかったり、自分の確認が甘くて失礼になってしまったこともあって、かなり反省した部分もあります。「参加したいと思っていた!」という風に感じてくれていて、それがちゃんと結果、「参加してよかった」と思ってもらえたのなら良かったなと思いつつ、最後までやりきれるよう進めていきますよ!


マーブルドラマ3rd、公開しますのでよろしくお願いします!!!!


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