収録に向けてキャスティング

マーブルドラマ1stの作品は、睫ちゃんに脚本を書いてもらいました。シンプルな２人芝居で、最初の作品として素敵な始まりを予感させるようなものでした。

脚本が出来上がって、次に決めなければならないのがキャストさんです。
ひとりは私、のとえみが演じますが、もう一人のキャストさんをどうするかということで、何人か候補として考えていました。

福井の役者さんも考えていましたが、今回は1stの作品ということで、バランスよく石川の役者さんにお願いすることにしました。この後も２作品製作しますが、今回のようにバランスよく、
脚本：福井、　役者：富山、石川
という風に配置できるかわからなかったからです。

その際、以前石川で舞台に出演されていた、はるみけいすけさんにお声掛けすることにしました。演芸列車「東西本線」さんの『鬼より怖い』という舞台を観劇した時に、上手いなと思い、印象に残っていた役者さんだったからです。

げきみるでお世話になった東西本線さんとのご縁があったから、この舞台も観に行きましたし、それがあったからはるみさんという役者さんも知ることができました。全て少しずつ繋がっているんだなぁと思います。

一方的に知っている程度の間柄だったので、断られても仕方ないと思いながら、はるみさんにご連絡、お誘いさせていただきました。とても柔軟な方で、すぐに参加OKのお返事をもらえました。本当に安心しましたし、はるみさんに参加いただければ間違いない！という気持ちでいました。

また、はるみさんはナレーターとしても活動しておられるので、マイクには慣れているんじゃないかな、というのもありました。こちらからマイク等の機材も送らせてもらって、接続もすんなりしてもらえて本当に助かりました。お芝居もスムーズにやらせていただいて、
「え？こんなにスムーズに上手くいくんだ！？」
という風にちょっと拍子抜けした感じでした。
はるみさんのお芝居の受け方もうまくて、かなり助けていただいた感じはありますが、素敵な、納得のいく作品になったなと思っています。

顔合わせと読み合わせはこちら
最初の読み合わせの緊張感が感じられます

収録はこちら
顔合わせと読み合わせを済ませたせいか、ぐっと空気もかわっています

キャストについては、あらかじめ睫ちゃんにも声を聴いてもらって確認してもらっています。その際、ボイスサンプルでなくてもよいから、動画でしゃべっていて声がわかるもの、舞台の映像などお芝居をしているのがわかるものがあったらいいなぁと思いました。
ネット上で何かを作る場合ではなくても、どんな方なのか、声やお芝居がわかるものがあれば、客演などにも呼びやすいのかなと思いました。

また、お声掛けする際の基準としては、

というのを基準にしました。
どうしても音声だけになってしまうので、ちゃんと相手にお芝居をかけて、それを受けてお芝居を返せるというのが大事かなと思いました。自分でキャラクターやお芝居を考えてきてもらうのはOKですが、そのお芝居をやって終わり、というのではちょっと足りないなと思っています。

「声だけの表現に自信が無いので…」というのもこの後聴くことになるのですが、それはこの後の2ndの時にまとめたいなと思っています。
マーブルドラマに関しては、舞台役者さんがオーディオドラマを演じるという意味がほしかったので、舞台でお芝居をするときの感じを大事にしてもらいました。声が変わらなくても、その役者さんの普段のお芝居の声で問題ないという方にオファーしています。詳しく書くと長くなるので、2ndの記事を楽しみにしていてください。

機材紹介

機材を心配して、参加を躊躇されると勿体ないなと思ったので、私の方で貸し出しできるものを用意しました。

ある程度、機材は新しいものにアップデートしていかないと、接続先のPC等に対応していかなくなってしまう、という気付きがありました。また、タブレットやスマートフォンにも接続できたりするらしいのですが、その辺が私は詳しくなかったので、もうちょっと勉強しなければならないなと思いました。

接続の手順書などもつくりましたが、この辺は仕事でよく作っているので、その能力を活かしているなぁ～と思いました。結構仕事でやったり、使うことを演劇やクリエイティブな作業に使うことが多いと思っています。

次はいよいよマーブルドラマの公開です。
オーディオドラマと動画の編集を終え、どういう風に公開していったのかをまとめてみましたのでぜひご覧ください。公開については、多分動画でも話していないと思いますので、初出しの内容があるかも！