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初現地の私がささやかな夢をかなえて次に進むこと|THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~

2023年10月28日(土)~29日(日)に横浜のKアリーナで開催された、「THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~」の現地に初めて参加しました。
これは、そのライブに参加してかなえた本当にささやかな夢と、これから私が地方で活動する役者として何を支えにして活動していくかを書き留めたものです。

空が青い。現地に来た実感が湧く

ライブの感想や考察などを求めていらっしゃる方は別の方のレポをぜひご覧ください!!!他ブランドからの参加PやずっとsideMPをやってきた方、初現地の方のレポートが今回は多い印象がありますので、ぜひ狂った方から得られる栄養素を摂取してください!!!(言い方)

私はアイドルでも、プロの役者でも何でもないですが、舞台に立つこともたまにあります。舞台に立つ側から、「アイドルマスターsideMにいつも何をもらっていたのか気が付いたんだ」、みたいな自分語りが始まる予定です。
ご承知の上ご覧いただけますようよろしくお願いいたします。



「これが最後かもしれない」で
後悔しないために


みなさんは、洋服や物を買う時、
「他のお店にもっと良いのがあるかもしれないから」と見て回っている内に、本命の商品が売れてなくなってしまったことがあるでしょうか。

私はあります。
それも何度も。

何度目か分からないそれを経験した後、私は迷わずに買うことを決めました。もっと良いものがあればそれも買えばいい、そう考えることにしました。(実際「それも買えばいい」はあまり起こらない)

いきなり話が逸れましたが、アイドルマスターsideM 8thライブは、私にとってその「商品」と同じでした。
同じ役者仲間にチケットがある、と誘われたというのも大きな理由ですが、「もしかしたらこの8thライブで、ライブは最後です!!みたいな発表があるかもしれない」という可能性を自分で否定しきれなかったからというのがありました。

これまでsideMは、展開していた
Mobage版『アイドルマスターsideM』(通称モバエム)
リズムゲームの
『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』(通称エムマス)
『アイドルマスター SideM GROWING STARS』(通称サイスタ)
がサービス終了しており、メインとなるコンテンツがない状態です。
ゲームが無くなり、TwitterXでも「ライブも最後かもしれない」と思って参加した人もいるかも、みたいな発言を見かけましたが、私はまさにその通りでした。

次に行けばいいや、いつか行ければいいな、はきっと無い。

今、地方で演劇活動をしていますが、その演劇だって来年も続けていけるかわかりません。コロナで続けられなかった劇団がいくつもありましたし、そのまま役者を辞めてしまった人もいます。コロナではなくても、自分が置かれている環境によって出来なくなることもあります。環境が要因となりやすい年齢にもなってきました。
コロナ前の私だったらこの決断はできなかったかもしれない。
もっと若い年齢だったら「行かない」という選択肢もあった気がします。
遅いかもしれないけど、今だからこそできたんだろうなと思います。

そんな訳で、ライブだけではなく、自身の気持ちとしても「これが最後かもしれない」という気持ちが強かったです。あとは、やらなくて後悔するよりも、やって後悔した方がいい、という自分のスタンスもあります。迷ったら「やる」、迷ったら「買う」というのは本当に洋服を何着も買えなくて学んだ事です…。


かなえたささやかな夢


現地参加できたら、ずっと憧れていたやりたいことがありました。

①お世話になったフォロワーさんに挨拶をする
②うちの子とぬいなどと一緒に撮影してもらう
③一緒に現地参加する方とご飯に行く
④プレゼントボックスに手紙を入れる

①お世話になったフォロワーさんに挨拶をする

本当にささいなことではありますが、sideMのPちゃんの知り合いが本当におらず、これを叶えるものちょっと困難だったのです。
私は、以前から765AS律子Pで、765関係の方にはお知り合いの方もいたり、フォロワーさんも多いのですが、sideMのPちゃんには本当にお知り合いがおらず、遠くから同じ監督やPちゃんを眺めている状態です。

W監督、蒼井享介担当です!!左は自力で手に入れた上位報酬、右は涙をのんだガシャSR。(Mobage版『アイドルマスターsideM』より)

そのため、ささやかながらも私には若干ハードルが高い憧れていたことでした。そんな私ですが、唯一本当にお世話になって、絶対にお礼をしたい方がいました。

その方は、Mobage版『アイドルマスターsideM』のゲーム内チームが同じで、Wイベントチーム戦でとてもお世話になった方でした。弱小のチームに来て下さり、チームメンバーSR1枚取りまで導いてくれて、本当に感謝している方でした。

多分このイベント「イベント2022/Street JaWs ~君に捧ぐエール~」。最後のWチーム戦イベント。悠介くん上位報酬だったせいかスクショが残っていない…。チームメンバーで協力してポイントを稼ぐ形式のイベントです。(通称チムイベ)

この方も現地に来られるということで、お声掛けをしてお会いできることになりました。

②うちの子とぬいなどと一緒に撮影してもらう

お互いにSNSにアップすると言って撮ったので掲載してもいいですよね。右が私のちゅん

さらに、写真の通りお写真も一緒に撮らせてもらい、①と②の夢がかないました。

③一緒に現地参加する方とご飯に行く

次に③です。一緒にライブに行くのなら、声を掛けたいなと思っていた方がいて、その方に意を決してお声を掛けさせてもらいました。この方も、2011年頃から某所でおしゃべりさせてもらったり、一方的にイラストが好きで良くみていた方でした。

お忙しそうだったのですが、一緒にライブに参加して下さることになり、本当に感激しました。「ライブ前に一緒にランチでも…」とお誘いして、快く承諾してくださいました。すごく行動力のある方で、昔、某所での合作動画の主催をされていたのがずっと印象に残っています。
そんなわけで、③の夢もかなえることができました。
本当はライブ後にも飲みに誘ったりできればよかったのですが、Kアリーナからの退場がうんぬんかんぬんで、遅い時間になってしまったのでちょっと難しかったです。

Twitterで、ライブ後にご飯を食べている写真を見たり、一緒にゲームやアニメ内の聖地を回っておられる写真を見ていて、それがとても羨ましく、いつかそんなことができたらいいなと思っていました。今回のライブでかなえることができて本当に満足でした。

④プレゼントボックスに手紙を入れる

多分ライブに行くとプレゼントボックス(プレボ)と呼ばれているものが置かれていると思います。出演者の方への贈り物などを入れられる代物です。そこに、手紙(ファンレター)を入れたい、というのが4つ目の夢でした。

なかなかSNSでリプライを返すなどができないので(公の場所で感想を直接返すのが恥ずかしい)、せめて、せめて手紙を入れたい、と思っていました。『315プロNight!』というニコニコ動画で放送されているラジオがあるのですが、そこにW(ダブル)がパーソナリティとして出演した時にメールを送ったのが唯一です。(その際は採用ありがとうございました)

ブログやnoteを書くのとはわけが違うので、スマフォでまず書いて、直して、さらに直しながら清書して…と何とか日本語になったと安堵しながら手紙を書きました。

誰宛かはもうバレバレなんですけどなんか恥ずかしいので名前だけ隠させてください…。ユニットカラーが黄色なので、みんなこの便箋と封筒を使うと思っていたけど、本当に同じのがいくつも先にプレボに入ってたね!!3枚くらいだったけど書くのに2時間半くらいかかったよ!!!

プレボに手紙を入れようと思ったのは、私が演劇や作った作品に対して感想を貰うのがとても嬉しかったからです。SNSに流れてくるのを見るのも嬉しいけれど、直接自分宛てにメッセージやDMやLINEで感想を貰うというのがとても嬉しいものなんだというのを最近特に実感しました。

地方の、田舎の片隅で演劇をやっている私ですが、必ず舞台を観に来てくれる方、感想を下さる方、ファンだと公言して下さる方がいらっしゃいます。今年はTwitterでオーディオドラマを作る企画をやっているのですが、それにも感想を下さったり、自分も参加したいと言ってくれる役者仲間もいます。

場所の違いや、大なり小なりの規模の差はありますが、それでも感想やメッセージを送って下さったり、応援して下さるのは本当に嬉しい以外のなにものでもありません。それならば私も、どんな形でも自分が嬉しかったこと、感じたことを伝えた方がいいと思いました。文章はあまりうまくないけれど、そうです、モットーはやらないで後悔するよりはやって後悔した方がいい、です。

また、ライブ前に公開された動画を見ていて、自分が「パワーをもらったよ」ということを伝えたいな、と思ったのもあります。(8分30秒くらいの辺り)

ライブを見る前にお手紙を書いたので、見終わった後、何かまた伝えたいことはないかなと思っている次第です。

次に進むこと


よくよく考えてみたら、sideMのライブは4thライブくらいからリアルタイムで見ていて(それまではDVDで見ていた)、その度に「こんなに凄いことをやっているんだから私も頑張ろう」とか「キャラクターを突き詰める、表現するってこういう形もあるんだ」みたいに思うことが多かったです。
それがあって、私も演劇や自分の表現、創作を続けていけたり、もっと上を目指してみようかなと思えたりしていました。

それが私のお芝居になり、作品になり、それをみて下さった方が感想をくれたり、ちょっと明るい気分になったり元気になったり。そんな風に想いが受け渡されていたり、別の誰かのためになったりしているんだな、ということが今回ライブに参加しての大きな気付きでした。
きっと私の演劇やお芝居をみたお客様も、また別の誰か、家族や同僚や後輩や色々な場所の仲間へ同じように元気ややる気の源になっていると思います。

私は弱い人間なので、すぐに自分はダメだとか何もできないとか思ってしまうこともよくあります。演劇も役者も何度も辞めようと思ったけれど、結局辞められないまま20数年が経ってしまいました。
東京でプロにもなれなくて、地元に帰ってきて役者のお仕事も何度かさせてもらったけれど、プロになりたいわけでもなく、仕事をしながら趣味とプロの間みたいなところでお芝居を続けてきて、今年は本当に何ができるんだろう、やれるんだろうと思いながら活動してきました。

そんな中で、小さくても自分のやりたいことをやりたいところまで突き詰めてやれたらいいなとか、やりたい人たちとちょっとした演劇ができればいいなとか、そんな風に思い始めたのが今年でした。来年はこういうこともやってみたいな、というのがようやく見え始めてきたところです。

そうやって、ライブを見たから、朗読劇を見たから、曲を聴いたから自分もやりたいことをやれる力が生まれたんだよ、みたいなことを伝えていけたらそれはとても素敵なのではないかと思いました。自分がやりたいからやっていることばかりなのですが、力を貰ったから私も頑張れたんだ、が私の原動力のひとつなので、すごくsideMとは相性がいいんだなと思っています

来年の自分の活動はまだおぼろげにですが決めていて、少しずつ準備も始めようかなと思っています。もちろん、まだこれからつくる作品もあるので、それも最後まで走り切りたいですし、何かお誘いされたらまた考えたりもできるかなと思ったりしています。
決してsideMという場所と私の活動する場所が交わることは無いですが、私にとってはとても大事な活動力の源なので、よい距離感でいられたらいいなと思っています。

sideMというコンテンツ自体もですが、それに繋がってくる人たちとのコミュニケーションも私は思った以上に大事にしているんだなと思いました。もちろん、いい座席でキャストさんを間近で見たいという気持ちもあるけれど、そこに一緒に行く誰かだったり、お会いする人だったり、ご縁がある人だったり、そういった人との関わりが私は好きで、大事なんだなと思いました。結局、ささやかな夢の①~③ってそういう部分だと思うのです。④も広義ではキャストさんとのコミュニケーションでもあるかもしれません。
演劇も私はコミュニケーションのひとつの形だと思っているので、そういう部分も私は好きなんだなと思っています。
来年はどうなるか分からないけれど、また私のやりたいことが、やりたいだけ出来たらいいなと思っています。

モバエムスタートは2014年で、来年は2024年なんだね。CDとかDVDとか特典でぎゅうぎゅうよ



おまけ(楽曲など布教パート)


↑ 出勤の時によく聴いている曲。褒めて貰えたりする
特にこの『Watchword』の歌詞

「やる気を待っていたら幕は開かないままさ 
 うんと助走をつけて 行こ!」
「悔しさだってバネにして遠くまで」

作詞:結城アイラ|作曲:信政誠 (W THE IDOLM@STER SideM GROWING SIGN@L 16)より

ってあるのが、私の原動力や行動そのままなので、この曲だけに限らず、何度も何度も背中を押してもらっています。8thライブで聴いて泣く。
Wの楽曲に限らず、後押ししてもらった楽曲は数知れず。
久しぶりにsideMの楽曲に戻ってくると、すごく受け止めてもらったり、ふんわり包まれてくる感覚になります。

「VIVA!!ファミリーリズム」は万能の効能です。


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