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シンジケート。

来週も月・火は出社するにはするが、大した仕事も無く(失礼!)、ほとんど今日が「ラスト」みたいなもの。そして、その「ラスト」の今日も大して忙しくもなく、今日もまた、1時間の早帰りをしてしまった。

そんな「(ほぼ)ラスト」の一日だというのに、朝はやっぱり起きるのがつらくって、9時間近くも眠っているはずなのに目が覚めない…。ベッドを抜け出してからも、ファンヒーターの前でぐずぐずとしてしまう(と言って、時間的に、起きてから30分程度では部屋を出るんだけど。(汗))。

出勤しようとすると、クルマがこんもり雪うさぎになっている。フロントガラスだけガリガリして出発するが、職場の駐車場で会ったボス(胡蝶蘭の君)に、
「え、こじかさん、雪積んで来たの?」
と言って驚かれる。
「ええ。お恥ずかしい。(汗)」

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帰り。
今日は息子に送ったXmasプレゼントが向こうに届く予定の日なので、例えば下校後の息子がそれを受け取り、母(=「妻」)の帰宅の前にこっそり私に電話をしてくる、…なぁんてことがないかと思ってずっとスマホを手のひらや、机上や、お尻のポケットや、運転中は太ももの上に置いていたのだが、もちろん何の音沙汰も無かった。
一度だけ「ぶーん」ってスマホが鳴動してドキッとしたんだけど、前の息子の誕生日の日もそうだったっけ? いつもの「ラジオの人」(同年配のおじさん)からだった。まったくぅ…。(涙)

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朝、出勤前に「ぐずぐず」していたときは、ファンヒーターの前で背中を丸めながら穂村弘さんの『シンジケート』を読んでいた。

子供よりシンジケートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」

穂村弘『シンジケート[新装版]』,2021,講談社, p.14

ぐずぐず?
いや、なんて贅沢で優雅な時間だったんだろう!
仕事休んで、一日中ページの海で泳いでいたかったよ。

「前世は鹿なんです」なんて嘘をためらわぬおまえと踊ってみたい
くわえろといえばくわえるくわえたらもう彗星のたてがみのなか
「海にでも沈めなさいよそんなもの魚がお家にすればいいのよ」
「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」 

穂村弘『シンジケート[新装版]』,2021,講談社

書き写したいほどに好きな歌がたくさん。
以下の二首は身につまされて…。(涙)

抜き取った指輪孔雀になげうって「お食べそいつがおまえの餌よ」
「靴ひもの結び方まで嫌いよ」と大きな熊の星座の下で

穂村弘『シンジケート[新装版]』,2021,講談社

「離婚してもいいんだけど、離婚の話をあなたとするのもイヤ。」
確かに、一緒にいた頃から、すでに、そんな嫌われ方をしていたような気もします。

この絵は大島弓子さんじゃないよ。ヒグチユウコさん。

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晩ごはんは298(円)の豚汁と、298(円)×20%offのグラタン。結構いつものパターン。そして、早く帰宅したので(ので…?)しっかりとスリー・ビヤ(ロング缶)。今日はもう、買い足しには行かないよ…!(決意)

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とりあえず、2022年は、だいたい、乗り切りることができました。
感謝!