喜安 浩平

劇作家/脚本家/演出家/俳優/声優/劇団主宰 ナイロン100℃に所属する俳優。ブルドッキングヘッドロックを主宰する劇作家、演出家。いくつかの映画ドラマの脚本家。たまに声優。最新脚本『電影少女2018』。

喜安浩平の『庭から』~脚本創作8・帰還~

帰ってきました、私の庭に。先日、私が脚本を担当した『風が強く吹いている』というTVアニメシリーズも放送が始まり、ここに書きとめておきたいことは色々溜まっているのですが、なにしろ今、私は来年5月のブルドッキングヘッドロックの公演のことを考えています。

『庭から』は、脚本創作を手段とする私が、『さみしさと一緒に暮らすため』の理屈をあーだこーだとこねくり回す場所です。続きが手つかずになって久しい例の、

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喜安浩平の『庭から』/1話『美少女』初稿

ようやく台本に取り掛かることができました。まだ6分の1ですが。なにもないよりはいい。

ここまでにずいぶんと間が空いてしまいました。この間、大変な七転八倒を繰り広げておりましたが、それはここの主題からそれることなので、割愛します。

なにしろ台本を書いたのです。毎週一回の、仲間たちとの打ち合わせだけは欠かさず、そこで、気の遠くなるような駄弁を何度も何度も繰り返し、そこからわずかな砂金のようなものを

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喜安浩平の『庭から』~脚本創作7・気配~

ここだけの話、先日、フラれてしまいました。仕事の話です。

何年も前から取り組んできて、書き直し、いったんの完成を見たものの、しばらくして私にはどうしようもない事情で動きが止まり、再開するのを待つうちに他のことに時間を取られ、忘れるくらい会わなくなって、最近久しぶりに連絡が来たら他の人でもう一回進め直すことになったから私はここまで、という話です。

まいりました。よくある話かどうかは知りません。よ

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喜安浩平の『庭から』~脚本創作6・軌道修正~

「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」

今、あの言葉の意味を噛み締めています。明日書くと書いた投稿から、また何日も経ってしまいました。私の庭には、の~んびりとした時間が流れているのかもしれません。本当の暮らしはまったく違って大忙しです。でも、大忙しであればあるほど、早くここに辿り着きたい私がいます。

現実逃避? よしてください。こんなに面倒くさい逃避があるものですか。あるものですね。

さて。『

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喜安浩平の『庭から』~脚本創作5・余談~

いやはや。〆切の森からこんにちは。ここは庭なんかじゃない、深い深い森です。

庭が欲しくて始めたのに、さまようのはいつだって深い森。時折、濃霧に包まれたりもします。困ったものですが、その先にきっと憩いの庭があると信じて日々進んでおります。例えてばかりですがこれは書き物の話です。

『庭から』の更新が滞ってしまいました。仕事をしているからです。仕事でももちろん書いています。仕事で書いて、『庭から』で

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喜安浩平の『庭から』~脚本創作4・タネ~

春までに、なにもないところから小編の脚本を書く。今、私の庭では、そういう企画のタネが準備されつつあります。おかげさまで、少しずつですが、動き出しております。

関東が雪に包まれた日。それでも集まってくれた3人の編集部のお仲間(鳴海・浦嶋・山田)に、無作為に「お題のようなもの」を出していただきました。以下、表にまとめられております。

庭をイメージしたのでしょうか。作業に当たってくれた山田編集員のデ

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