僕は自身のブログで、自分の人生の切り売りをしている。生活を一部公開することで、お金を得ているわけである。

outwork

元々文章を書くことが好きで、せっかくだから記録を残そうと思い始めたブログ。いってみれば身内向け。僕のことを知らない人にはおもしろくないのである。

と、最初はそれでいいと思っていた。

転換期

ブログをやりはじめて、2ヶ月。アクセス数は、毎日10人程度。まあ、身内向けだからと思っていた。

ところがある日、ブログにコメントがきた。

「いつも読んでいます。おもしろいです。」

これは僕に衝撃を与えた。知らない人が読んでいた。これは完全に想定外だった。

ということで、このときから姿勢を変えることにした。身内向けではあるが、知らない人が読んでも不快にならないように気を付けることにしたのだった。

段々と増えるアクセス数

知らない人向けに気を付けはじめて1ヶ月。段々と増えていくアクセス数。１つ記事を書くと50アクセスくらいあるようになっていた。

最初は興味がなかったが、段々と増えるアクセス数をみているのは楽しい。

読んでくれる人のためにさらに記事を工夫することにした。

自分のブログの良いところ

僕のブログは、基本顔出しである。これはどんな人が書いているかわかった方がいいと思ったからだ。

書く内容は、事実のみ。自分が体験したことのみを書くようにしている。想像で書くと間違った内容を伝えかねない。そうならないための予防策である。

そして、不評は書かないようにしている。ブログではハンバーガーをメインに扱うことが多いが、気に入らなかった店は書かない。ブログはあくまで僕の意見だ。それで人を傷つけるのは間違っている。

悪質なキュレーションサイト

僕のブログは検索しても上位にはでてこない。内容の薄さかもしれないが、それ以上の理由があった。ハンバーガーで検索をかけた場合、上位にはキュレーションサイトが並ぶ。これがヤバい。

キュレーションサイトとは、通称まとめサイトとも呼ばれる。情報をまとめてみやすくし、閲覧しやすくしている。

なにがヤバいかというと中身の薄さである。まず書いている人は、キュレーションサイトが募集するライターだったりする。この人達は、経験していないことをさも経験しているかの如く書くわけである。

ではどうやって経験していないことを書くかというと、ネットで拾った情報をまとめて書いている。実際過去には、コピペ問題などで炎上したサイトもあった。

そんなんだから間違った情報は多いし、内容も薄っぺらい。まあ、中には良いサイトもあるかもしれないが…。

googleの検索結果だけみれば、僕のブログはキュレーションサイトに負けている。考えてみれば当然だ。僕の体ひとつで、日本全国たくさんあるハンバーガーショップは回りきれないし、お金も持たない。

勝てっこないのだ。

だからと言って腐らない

もともと身内向けに書いていたのだから、これで腐ったりはしない。僕がブログで書く内容は、正真正銘自分の体験だ。そこには絶対の自信がある。

でも僕のような気持ちの人は他にもいるはずである。

情報を発信する人、情報を検索する人。双方にとって不利益を生むキュレーションサイト。

だから僕は思うのだ。

吹き飛べキュレーションサイト。と。