「感想文」天気の子
どうもきよです。
昨日は映画を見に行って参りました。場所はいつものとしまえん。近いし、空いていて好きなのよね。
さて、今回見に行ったのは「天気の子」。
↑こちらは特設サイトです。
監督は新海誠さん。代表作はやっぱり「君の名は。」になるのかな?
前評判を知らなかった
僕は「君の名は。」を見に行ったとき、大体どんな話か知っていました。見に行ったのが遅かったせいもありましたが、SNSやCMでガンガンプッシュされていたからです。
ところが今回の「天気の子」。
天気に関する映画と言うことしか伝わってきませんでした。そのせいでハラハラドキドキ。
やっぱりネタバレがないほうが映画は楽しいのかもしれませんね。
フィクションの良いところが満載
この映画はフィクションです。そりゃそうですよね。アニメだもの。
フィクションは最終的には都合よくお話を作ることができます。それが良いところですね。そしてこの映画ではそれを存分に生かしたおはなし作りがされていました。
だからおもしろい。やっぱりアニメって最高なんですよ。中途半端に現実に合わせるくらいなら、思いっきり空想に振ってもらったほうがより楽しめます。
フィクションの弊害
もちろんフィクションには弊害があります。それはみんなの想像の斜め上を行くことがあること。ラストはとくにそうだったのですが、1ミリも想像していなかった終わりでした。
それが心地よく感じる方と、不快感じる方がいるのが一番の問題点。レビューでもそうで、賛否両論あるのはこのせいです。
批判があった本田翼の声優チャレンジ
今回本田翼さんが声優に挑戦したそうです。
僕は見るまで知らなかったのですが、悪くなかった気がします。有名人が分野の違うことをやると、よく批判されますが、今回もそれじゃないのかな?歌とか歌うとよくなりますよね。
総じて良かった
なんにせよ良かった。武尊くんの行動にハラハラさせられ、不思議な現象にドキドキし、映像の綺麗さに感動しました。でもなにより良かったのは純愛。
自分が失った物ってより輝いてみえるんですよ。
そんなことを確認させられた映画でした。
追記 多少のネタバレあり。
そういえばひとつだけ納得できないところがありました。これは日本をよく表していると思うのですが…。
いろいろあって最後に武尊くんは保護観察処分を受けます。しかし、ほたかくんはなにも悪いことをしていない。
あのままなにもしなければ、ひなさんは間違いなく帰らぬ人となっていたでしょう。
自分の常識外のことを信じられない大人達は、危うくひなさんを見殺しにするところでした。
もしこの話がノンフィクションだったとしても、今の日本なら同じ結末になるはずです。あり得ないなんて言わず、子供の主張に耳を傾けるられるような大人になりたいですね。
これも狙いだったりして。監督、さすがです。
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