記憶力と観察力を伸ばす。「服装を覚える」忍術トレーニング【記憶編】

城の構造から、大事な情報までも記憶する。忍者の記憶力

忍者が情報収集や破壊工作のために、敵城に忍び込むとき、一番最初に考えることは逃走手順です。そのため、忍者は城の侵入ルートと脱出ルート、建物の構造(見取り図)を頭に入れる必要があります。

また、敵地で得た情報はその場でメモを取ることができないことが多く、またメモを取れたとしても、敵に捕まった時にメモを見られて言い逃れができなくなる場合があります。

そこで、忍者は収集した情報、大事なことは極力頭で記憶するようにトレーニングを積みました。

今回は記憶力を伸ばすために、日常で簡単にできる忍術脳トレについて紹介します。

「服装を覚える」忍術脳トレ

電車に乗っているときや、街を歩いているとき、前にいる人(ターゲット)の服装を記憶してみましょう。

<やり方>
①適当なターゲットを選んで、5秒くらいさりげなく眺める。
②目を閉じて、今見た人の服装や髪型、顔などの特徴を思い出す。
③目を開けて、当たっていたかどうか確認する。

眺めるときはさりげなくがポイントです。忍者は仕事を敵に察知されてはいけません。あくまで自然に行いましょう。

最初は服やズボン、髪型など一部しか思い出すことができないと思います。しかし、繰り返しトレーニングしているうちに記憶するポイントがわかってきて、徐々に正確に記憶と想起ができるようになります。

慣れてきたら、①の眺める時間を5秒から4秒、3秒と徐々に短くし、最終的には瞬間で覚えられるとベストです。

記憶するときのポイントがわからない人は、以下を参考にしてみてください。

1、上着
2、ズボン/スカート
3、靴
4、髪型
5、アクセサリー/時計
6、顔
7、身長/体型
8、バッグ(持ち物)
初めから全部覚えるのは大変なので、2つ3つに絞ってトライしてみて下さい。

忍術脳トレで記憶力と観察力を向上し、日常生活を円滑に動かす。

この忍術トレーニングは、短期記憶の向上のほか、観察力も身につくようになります。

注意して記憶するという作業を繰り返すことで、脳に一定の負荷を与えることで記憶力を伸ばすことができます。短期記憶は脳の海馬という部位が司るのですが、これは長期記憶にも影響を与えます。

服装を覚えるトレーニングを始めると、いつも周りをなんとなくでしか見ていないことに気づかされます。対象に注意を向けて、モノゴトをよく観察するようになると、友人や恋人などの些細な変化にも気づくことができるようになります。また、仕事などでの小さなミスに気づいたりと危機回避能力が上がります。

会社に出勤するときや、お出かけするときなど気軽にできるトレーニングですので、よかったら試してみてください。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home