巨乳好きでなにが悪い!!

私は巨乳好きを公言している。

「カレーが好き」と同じテンションで言い切る。「巨乳が好き」

私にとってカレーと巨乳は等しく素晴らしく、神聖なものであるから、女性の前でも平気で言う。

「巨乳が好き」

すると、「キモい」と言われる。

ここではっきり警告しておくが、その「キモい」は私への侮辱ではない。

神への侮辱だ。

男という生き物は巨乳を好むように作られている。神がそのように作ったのだから。

巨乳が好きなのは、神のおぼしめし、そして、「巨乳が好き」と公言することは、大いなる御心に素直に従っただけ。だから巨乳好きを批判することは神をも批判することになる。

なのに、あなた達はなんですか。「キモい」だの、「死ね」だの。

神が作りたもうた、この趣向。バカにすることは許されぬ。

まあ、100歩譲って女性に非難されるのは、よい。実際、私はキモい上、罵倒されると少し嬉しくもなる性癖。

許せないのはこう言う男だ。

「オレはどっちでもいい」

はっきり言おう。この男は偽善者である。

モテたいから言っているだけのことであり、とても褒められたものではない。

ありえないことだが、その男に佐々木希似のAカップの彼女がいたとする。

私は男に問う。「その彼女を巨乳にしてあげるよ」

男は間髪入れずにこう言うだろう。「是非、お願いします」

ほれ、見ろ。男はこれが普通なのだ。巨乳好きがデフォルトなので、「巨乳が好きかどうか」みたいな質問は、愚問である。今後は一切訊かないでほしい。

しかしたまに、「オレは貧乳が好き」という男がいる。

あえて「貧乳好き」を言うあたり、マジで好きなのだろう。しかし、この男は神の失敗作である。神が人間を作るとき、プログラミングをミスったのだ。「やべっ、貧乳好きにしちゃった。まあ、いいや」

神もミスはする。そのミスがまた、人間をより深い存在にしてくれているのだ。貧乳好きも胸を張って生きるべきなのである。

男が女性のオッパイを見る。女性は気持ちが悪いと思うだろうが、ちょっと我慢してやってほしい。そのようにプログラミングされているだけなのだから。

話は変わるが、最近、女性の「巨乳化」が進んでいると聞く。聞く、というか、見てるから、しょっちゅう。実感してるの、こちとら。ごめんね。

たしかに胸の大きな女性が多い。男にとっては嬉しい限りだが、「なんでまた急に?」という話である。

ある男は「人類が進化したのだ」とか言ってたが、人類が誕生して12万年くらい経つのに、なんでここ20年くらいで急に進化すんねん。

これはひとつの説だが、「家畜に投与されるホルモン剤の影響」とか言われている。

ホルモン剤を投与された肉を食べることが、女性の巨乳化に繋がっているという。

これを聞いた男性は「ホルモン剤グッジョブ!」とか思うかもしれんが、巨乳化と同時に乳がんも増えているらしい。素直に喜んどる場合ではない。

資本主義がもたらす巨乳化、そして病気。

さすがに巨乳好きの私も、これには眉をひそめる。

人工的に作られた巨乳。それこそ、神への冒涜なのではないか。安い肉は大量に生産されているから、安いのである。ということは、それだけホルモン剤などの薬が大量に使われているということ。

世の女性には是非、自然に育てられた身体によい肉を食べていただきたい。巨乳化は進まないが、乳がんが減る。

しかし、良い肉を食べるには、金がいる。だからお金持ちの男を探そう。男は金だぜ。ひっひっひ。

って、なんの話これ? 

落としどころがわからなくなったので、この辺で華麗に終わりたいと思う。

それでもボクは巨乳が好き。

働きたくないんです。