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【MTGレガシー】デルバーデッキの今後は予報?航路?【禁止改訂】

プレイヤーズコンベンション横浜が終わり、次の幕張に向けて盛り上がりが増している今日この頃、突如として禁止改訂が発表されました。

あばよ…

多色デルバー好きおじさん的には濁浪の執政を何とかしてほしいですが、まあ叶わず。
しかしながらナイスな禁止改訂かなと思います。
イニシアチブは個人戦では強すぎで、コントロールの人権を剥奪していました。

さて、今後のデルバーデッキの行方やメタゲームを考えて今週末使用するリストを掘り下げたいと思います。

なお、今週土曜日に開催されるであろうレガシーチャレンジがサマータイム前最終日だと思うので、来週以降はレガシーチャレンジ不参加となります。
開催時間が21時から20時に早まるので、子供の飯風呂等々を考えるとこの1時間の差は相当厳しいです。
何としても新環境初陣戦で勝ちたい。そんな思いで今日一日いろいろ考えました。最後には週末使用するリストと各アーキタイプへのサイドインアウトもあります。ご興味ある方はご覧ください。

まずは禁止前からの流れをおさらいです。


これまでのリスト推移

簡単にこれまでの自分の思考を整理します。
前回記事では《気まぐれな呪文踊り》と《軽微なつまづき》を搭載したリストの話をしました。

結果、《気まぐれな呪文踊り》は不採用だなと改めて思いました。
それを受けて、先々週に突撃したリストがこちらです。

2023.2.26 MM2 デイズ2

《軽微なつまづき》を採用するにあたって《目くらまし》は多いとマナが伸びず苦しい展開が続きそうなので2枚に減らしました。

Showcase Challenge結果を受けて

同週の2/27(月)にレガシーショーケースチャレンジが開催されました。

JPAのスニショが帰ってきた!

最近は殺しを搭載したグリクシスデルバーの活躍が見受けられましたが、規模の大きいショーケースチャレンジではTOP8には入れず、UR delverが勝ち上がりました。
では、入賞したリストを見てみます。

4th UR delver

《軽微なつまづき》は2枚、メインに《紅蓮破》は無しでサイドに3枚だけ
《目くらまし》は4枚フル投入、土地は18枚

見た中では先週自分が使ったリストに一番近そうでしたが、やはり《軽微なつまづき》が浮いて見えます。今は亡き《表現の反復》から捲れてうれしくなく、捲れて嬉しい土地を削っているので余計に浮いて見えます。

2023/3/4 Legacy Challenge参戦

これらの勝っているリストを参考に作成したのが先週のレガチャレで使用したこちらのリスト

20230304 UR delver 4-2 14th

《軽微なつまづき》0枚
おいっ!結構いいって言ってたじゃん!

はい。結構いいなとは思ったんですけど…
イニシアチブ相手にもマナファクトをカウンターしたりと一応の活躍は見せた《軽微なつまづき》ですが、当たったら嬉しくて強いと感じてしまうタイプのスペルなのではとも感じました。(成功体験が強く反映されがち?)
前回記事にもありますが《Time Walk》的な働きは難しく感じます。1ターン使って相手の1マナ以下とトレードでは構えたマナがとても無駄に感じました。

私にはこう見えた

一応そこを考慮して前々回は採用枚数を2枚にしましたが、主に活躍するのはサイド後が多いためメインに不純物を入れている感覚になりました。

3月4日時点では結局《軽微なつまづき》0枚になりましたが、個人的には使っていてストレスを感じるところが少なく、形になってきたかなと思った矢先、それは突如として現れました。

禁止改訂 -2023.03.07-

朝起きたら複数のLINEグループがざわめいており、確認すると反復と白羽山が逝ってました。

レガシーチャレンジまで時間がないため、余韻に浸る間もなく週末のデッキ作成に頭が切り替わりました。
いろんな意見が飛び交う中、わたくしもこんなリストでとりあえずいくかと考えました。

ガラクタ4 予報3

反復というアド源を失った穴を埋めるべく採用されたのは《予報》
ガラクタ、チャネラー、デルバーを駆使し、トップを言い当ててインスタントタイミングでアドを稼ぐすごい奴
昂揚問題はガラクタ増えるしたぶん大丈夫だろう…

さて、メタゲームを考えてみるかと

禁止を受けたUR delverですが、なんだかんだ生き残るので数を大幅に減らすことはないでしょう。
白イニシアチブはキーパーツが逝ったためほぼ消滅と考えていいでしょう。イニシアチブまだ舞えるかもとの意見もありますが、白羽山がいても従来のデルバーで戦えたのでとりあえずケアする必要はなさそうなのと、反復がそこまで強いマッチでもなかったのでデルバー的には問題なさそうです。
イニシアチブがいなくなればコントロールがデルバーを蹂躙します。
禁止前からコンボ勢の勢いはすごく、弱体化したデルバー+コントロール復活でさらに勢いを増すと考えます。

では、今後のデルバーデッキとしては…

ミラーに勝ち
コントロールとある程度勝負でき
サイド後コンボとストンピーに勝てる

いつもの平穏なレガシーが戻ってきました。はい。
勢いがあるとはいえ、対コンボは昔とそんなに変わらないので何とかなるでしょう。
ストンピー勢も8-castが主流で、月デッキは基本土地が戻ったデルバーなら何とかなるんじゃないかなと思ってます(実は基本土地積んだタイプのデルバーあまり回したことがないけど…)。イニシアチブがいないので殺しを取ってまでマナベース頑張る必要がないのも良き。

ということで、まずは復活したコントロールとのマッチを《表現の反復》なしで考えましょう。

対コントロールから考えるデルバー

先ほどのリストです。

予報で2ターン目からアド!

《表現の反復》の代わりに《予報》を搭載し、以前のように序中盤を隙なく戦いたい。
反復裏目がないため基本土地並べてもたぶん大丈夫だろう。
さて、ガラクタを大事に使って《予報》を唱えアドを稼ぐ!
よしよし、ハンドは増えたな。しかし、クロック捌かれてしまった。。
お!《予報》トップしたぞ!あれ、でもトップ確認できないから唱えられない…
あ~ウーロまで到達して負け。サイド後頑張るか~。

互いに捌き合いながら、聖域で《予報》をトップに戻して…あれ?
トップした《予報》いつ唱えるんだ…???チャネラーバブル引くまで耐えなきゃ!あ~~相手の盤面が整っていく~~~まけ~~~


《予報》弱くねっ!?


トップしても相方いなければ使えないアド源って弱くね!?
反復は単体で仕事したぞ!お前なんか反復じゃねー!



kiyoaggroは考えた。


そうだ!前提条件をもっと勝利条件に近いものにしよう!

※以下リスト2種は一度も回していません。完全脳内です。興味がある方のみお進みください。サイドインアウト9アーキ分あります。

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