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ダサい男が嫌い、という単純な話

「お前」という表現が適切かどうかなんて議論する気にもならない。

今さらという感じもある、中日ドラゴンズ与田監督の例の件。いろんな意見があると思うけど、「にわか中日ファン」という立場から自分の考えをはっきり示しておこうかなと思う。

僕はまだ野球を見るようになってから日が浅い。一年も経っていない。今頃になって野球に興味を持った理由はいくつかあるけれど、中でも「現地観戦の楽しさ」がもっとも大きな理由だ。

現地観戦に初めて行ったときは応援歌とかよく分からなくて「いまいちこのノリにはついていけそうにないな・・・」なんて冷めた態度だった。でも何度か誘われて足を運んでいるうちに考えが変わってくる。

バッターボックスに立つ選手の少しでも力になれれば、そんな思いで外野席から喉も枯れよと選手の名前を叫ぶ。僕にはまだそこまでの思い入れはないけれど、本当に「打ってほしい、勝ってほしい」と心から願っているんだろうな、と感銘を受けた。

まあ中にはね、大声出したいだけの輩もいるかもしれないけど、あの一体感の中にいると「それはそれで別にいいじゃないか」という気もしてくる。声が多ければ多いほど届きやすくなる。届けばきっと力になる。そういう思いで現地のファンは応援しているのだ。

その精一杯の声援を、では実際に受け取る側はどう感じていたのか。

「"お前"は不適切」

いや、そりゃねえだろ与田さんよ、あんたにはガッカリだわ。いや、お前にはガッカリだわ。そんだけ肩幅あんのにどんだけケツの穴小さいんだよ。

巨人の坂本に高笑いされた挙句にホームラン二発も打たれて。大島、周平、福田にも「気にしたことがない」とか言われて。もう何を言っても恥の上塗りだから謝罪もせずにダンマリか。ダサい。余りにもダサい。

借金があるとか、選手とファンの関係性とか、日本語の問題とか、どれもこれも僕にとってはどうでもいいことだ。「こいつこんなダサい男だったのか」という失望がすべて。そんな男にチームを率いて欲しくない。

就任した当初は期待していただけに、その失望は大きい。

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