見出し画像

殺陣@浅草橋

殺陣と書いて「たて」と読む。なんてことは一般常識だけど、改めて眺めてみると面白い熟語だ。ちょっと厨二病的なかっこよさもある。

先日オリエンタルラウンジで撮影した彩ちゃんが、浅草橋のイベントで殺陣を披露すると聞いたので見に行った。

新鮮な体験だった。と同時に、ポートレート撮影を始めてから感じていた違和感の正体が明確になったような気がした。

僕の原点は「(公開可能な)人物の写真を撮りたい」だった。「女の子を撮りたい」でも「モデルを撮りたい」でもない。しかしながら「公開できる人物写真を撮る機会」自体が少ないため、どうしてもモデル撮影に頼らざるを得ない現状がある。

主催者らしきシブい方の写真をツイートしたらめぐりめぐってご本人のアカウントまでたどり着いた。気付いたのはご本人からフォローされたから。小松雅樹さんという方で、その世界では名の知れた方のようだ。彼の活動などをさらっと眺めてみたけれど、僕の知らない世界ばかり。

このシブい方の写真は、僕の知らない、まったくつながりのない多くの方たちから RT されている。一方で、つながりのあるポートレート界隈の方のほとんどは無反応だ。

ある世界の尺度に囚われてしまうと、感性が歪に偏ってしまう。どの世界に属するか、が問題じゃないのだろう。僕はあくまで自分自身の「いいな」「撮りたい」に従っていこう。

一般参加の殺陣体験。僕もちょっとやってみたかったな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?