これまでも時々僕の記事に登場している、僕が敬愛してやまないブルースギタリストの Rocky さん。

彼の奥様が池袋でカフェを営んでいる、という話は前々から伺っていたのだけど、ついにようやく訪問の機会を得ることができた。

そのきっかけは、現在カフェ内に展示されている写真の数々。とあるカメラマンが一人の女性を三年間撮り続けた記録。膨大な数の写真が時系列に合わせて壁を埋め尽くしていた。

「ザンパノの志向とは違うと思うけど、いい刺激になるんじゃないかなと思って」と声をかけてくれた。

もう10年以上も前のことだけど、僕のネット上のハンドルネームが「ザンパノ」だった。未だに僕のことをザンパノと呼ぶ数少ない古い友人。

確かに自分の感性だけを頼りにここにたどりつくことはできなかっただろうなと思う。とても素敵なカフェ、、、なんて簡単な言葉で表現するのはおこがましい、とても深い感慨に包まれた。

「このカフェは内装から何から全部嫁さんの作品みたいなものなんだ」

と何度も嬉しそうに語る Rocky さん。こじんまりしているけれど手作り感にあふれていて、そして老若男女多くの常連に愛されている。

「なんかインスタグラムでバズっちゃったらしくて最近忙しいんだよね」

確かに次から次へとお客さんがやってくる。常連客も新規客も。

ここで Rocky さんと色んなことを話した。彼のこれからの音楽活動の展望、僕の写真活動の展望、フィールドは違うけれど、目指す方向性が似ているような気がする。とても大きな刺激を受けた。

カフェ lamp はアルコールも提供している。フードも美味しそうだし、今度は一人でふらっと遊びに行きたい。