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過去の映画レビューを使い回す理由

特別な理由はない。「僕はこういう映画を観てきている者です」という自己紹介的な意味で公開している。それ以上の意味はない。だから投稿のタイトルだけ見て「ああこいつはこういう映画も見ているのか」だけで終わってくれても全然構わない。所詮は過去記事の使い回しだ。

ではなぜそんなことをするのか。

映画的な写真、と一口で言ってみてもそれだけじゃ誰ともイメージを共有できないということに気づいたから。

「映画好き」と一口に言ってみても近年の邦画が好きな人もいれば、古いヨーロッパ映画が好きな人もいる。その両者が「映画的」というたったひとつのキーワードだけでどれだけのイメージを共有できるだろうか。「映画のような」という言葉は誰にでも通用する魔法の言葉だと思っていたけれど、実際はそうではなかった。

この問題を本気で解決しようと思ったら、同じイメージを共有できる被写体を選ぶか、あるいは同じ被写体ばかりを何度も撮ってイメージをすり合わせていくしかない。でもそのどちらも現実的ではない。

結局この問題は解決できないのだ。でも何かしらできることがあるんじゃないか。そう思ってなんとなく始めたことである。

ところで面白いものを手にいれた。まだ上手く使いこなせないけど楽しい。


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