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【インド雪山紀行】振り返り

1ヶ月以上前の旅行を今さら振り返り。

〈旅程〉
2023/12/17~21……スリナガル(ジャンムー&カシミール)
2023/12/21~2024/1/3……レー・ザンスカール(ラダック)

最初に、今回の旅行でお世話になった人々の宣伝。

Asif

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カシミールのGulmarg(グルマルグ)でスノートレックを手配してくれたり、自宅にホームステイさせてくれたりした。本業はスキーインストラクターだが、夏の旅行もアレンジしてくれるとのこと。

Tundup

Home - TSARAP HIMALAYAN ADVENTURES (tsarapadventureszanskar.com)

2週間のラダック旅行を全てアレンジしてくれた。手配だけでなく、トレッキングのガイドも自身で務める。

カシミール・ラダックには1年半前にも訪れており、この冬旅は前回に知り合った人たちと再会するという目的があった。
そのため、最初から彼らの善意を当てにしていたというのが率直なところだが、彼らは最初から最後まで温かいもてなしをしてくれた。
もちろん、今回の旅行の手配に際しては顧客としてツアー代金を支払っているが、相場よりもずっと安い「友情価格」で取り扱ってくれた。

スリナガルやラダックへの旅行を計画していて、ツアー会社を探している人は、ぜひ彼らをお勧めする。

インドは「一度会ったら皆兄弟」みたいなところがある。
先週、家の近所でヒンドゥー寺院の竣工式があった。

日曜日の朝に盛大なプージャ(祈祷儀式)があったので行ってみたところ、儀式の最中に知らないおじさんに絡まれ、そのまま彼の家に招待されて、家族と一緒にイドゥリーを食べるという展開があった。

ただ、特に北インドを中心にした観光地で絡んでくるインド人には注意が必要なのも事実だ。
外国人観光客に積極的に話しかけてくるインド人は、詐欺を企んでいるなど下心があることが多く、犯罪に巻き込まれる危険性もあるからだ。
とはいえ、あまりにも警戒心が強いと、良い出会いを逃してしまうこともあるわけで、「良い人」と「悪い人」を見極めるセンサーや、どこまでついていくかというバランス感覚が重要だと思う。

「一度会ったら皆兄弟」のインドにおいては、相手の懐に入ってしまえば手厚いもてなしをしてくれることが多いが、こちらにも「もてなされ方の流儀」みたいなものはあると思う。
端的に言えば、「郷に入れば郷に従え」というわけで、私もそのことは強く意識している。

例えば、インド文化に関してある程度の知識をもっておく。
そんなに難しい話ではなくて、食べ物や映画俳優の名前、国内の大都市名やだいたいの位置関係などを覚えておくと、話が弾みやすい。
私はたまにインド映画を観るので、その時々で流行っている映画の話をするとけっこう盛り上がる。

他には、初見の現地料理も積極的に食べるようにしているとか。
「同じ釜の飯を食う」という日本語表現があるが、これはインドでも共通だと思う。
さすがに昆虫食などはきついが、幸いなことに今のところはそういった食事には遭遇していない。

普段は一人旅をすることが多いが、今回はほとんどがホームステイだったので、誰かと一緒にいることが多かった。
スリナガルでお世話になったAsifも、ラダックで面倒を見てくれたTundupも、一年半前に顔を合わせただけの関係性ではあったが、まるで旧知の仲であるかのようにもてなしてくれた。
今回の旅行は、「人とのつながり」を考える機会の多い旅だった。


最後に宣伝。

今回の旅行のフォトエッセイを作成し、kindleで公開しました。
内容はnoteの記事を下敷きにしているので、noteの旅行記を逐一読んでくだっさた方にとっては特に目新しくないです。
2/19~23で無料キャンペーンやってます。

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