見出し画像

サイクロン Michaung2023 @ Chennai

2023/12/4に直撃したサイクロンの影響で、甚大な被害が発生しているチェンナイ。
幸い、自分の住んでいるアパートとその周辺は大きな被害を受けていない。
自分の周辺の状況について、時系列で書き残しておく。


12/4(月)

朝から激しい雨と風。
同時に停電も発生しており、日中は全く電気が使えない状態。
ただ、断続的にアパートの発電機が稼働し、冷蔵庫などの最低限の電気は点いたり消えたりしていたので、食料は無事だった。
ガスと水道は問題なし。
部屋がすっかり真っ暗になり、もう寝るしかないと諦めかけた午後7時くらいに全ての電気が復活した。


12/5(火)

サイクロンは過ぎ去ったようで雨は止んだ。風はやや残っていた。
昨日の朝以降インターネットが不通で、スマホの電波も途切れがち。
電気は問題ないが、たまに停電する。
SNSではいろいろな被害情報があげられていた。
職場のローカルスタッフの家が床上浸水したらしく、避難したとのこと。

夕方、家の周りを散歩してみたが、木や枝が散乱している程度で、そこまでの被害は実感しなかった。


12/6(水)

朝からサイクロン一過の快晴。
インターネットは相変わらず不通。
月曜日から3日間は臨時休業で自宅待機していたが、今週1週間は仕事が休みになることが決定される。
酷いところはかなり酷いようだ。

チェンナイでは2015年に大きな水害があったらしいが、今回は場所によってはそれに匹敵するか、それ以上の被害を受けているらしい。

SNSで情報収集すると、チェンナイ滞在中の某有名映画俳優がボートで救助されたとか、どこかでワニが逃げたとか、そういう情報もあった。

夜に近所のスーパーと食堂に行ったが、普通に営業していた。


12/7(木)

サイクロンが去ってから3日が経過。
朝から暇だったので、自転車で海沿いの道を少しだけ北上してみた。

腰あたりまで冠水しているエリアもあった。
ただ、路地を1本挟むと何ともないところもあって、被害の差はまちまち。

海沿いは道路が決壊して通れないところもあった。

水遊びをしている子どももいる。

浸水した住宅から、ポンプで水を吸い出しているところ。


12/8(金)

午後5時、5日ぶりにインターネットが復活。
これで、ぼくの周辺は元通りになったことになる。

が、依然として浸水被害が継続している地区もあり、いち早い復興が望まれるところ。

今週はサイクロン一過の晴天が続いていたが、チェンナイはまだ雨季が終わったわけではない。
排水機能がただでさえ貧弱なチェンナイ。
現在はおそらくキャパオーバー状態だと思うので、今後さらに雨が降ったらどうなってしまうのか心配だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?