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カルナータカ旅行4日目 バンガロール(Bangalore) → マイソール(Mysore)

マイソールに移動するため、8:30発の列車を予約していた。
前日の夕方にケララ州の南端を出発していた長距離列車で、バンガロール→マイソールはこの列車の最終区間にあたっていた。
バンガロールまでたどり着くまでに少しずつ遅れが積み重なっていたようで、早朝に「4時間遅れ」のSMSが届いた。

偶然なのか、チベット仏教僧をよく見かけた

出発が昼になってしまったので、ゲストハウスの近くで少しだけ観光する。

多様性の尊重

まずは、1791年に建てられたというティプー・スルターン宮殿へ。
ティプー・スルターンは、マイソール王国の最盛期を築き上げた王様。

が、なぜかオンラインチケットでしか入場できないらしく、わざわざオンラインでチケットを買うほどの興味もなかったので入場は断念。

近くのバンガロールフォートへ。
宮殿と同時期に造られた城砦で、城壁の一部が残っている。
こちらは入場無料。

ゲストハウスで荷物をピックアップして、ちょっと早めに鉄道駅に向かう。
電車内で昼食が食べられるように、パンを買っておく。

1kg340ルピーのパンを500g購入。

バンガロールの巨大バスターミナル

結局、定刻より3時間40分遅れの12:10に列車は出発した。
鉄道局の方からは定期的に「○時間遅れです」といったSMSが届いていて便利だったが、列車出発間際のメッセージは「4時間遅れ」だったので、このメッセージを信用しすぎるのも危険だ。
SMSに合わせて駅に行ったら、すでに列車が発車していたなんてこともありうる。

電車は最終区間だけあってガラガラだった。
ほとんど貸し切り状態で快適だ。

世界の車窓から バンガロール→マイソール

マイソールに到着したのは、定刻より3時間遅れの14:20。
出発は遅れたものの、バンガロール・マイソール間で40分の遅れが解消されたわけで、何とか遅れを取り戻そうと努力する姿勢は好感が持てるし、当初の予定より列車に乗車している時間が40分も縮んだのは悪くない。

マイソール駅

マイソールの街は、長らくマイソール藩王国の首都として栄えた歴史をもつ。
都市計画がされているのか、道路は幅広で直線のものが多く、とても歩きやすい。
街全体におっとりとした空気が流れていて、まさに古都としての風格を感じる。

マイソール犬
マイソール羊

メインのマイソール宮殿観光は翌日に回して、バスでチャームンディーの丘(Chamundi Hill)へ。

丘の頂上にはチャームンディーシュワラ寺院がそびえる。
丘の中腹には大きなナンディー像があったらしいが、頂上までバスで登ってしまったので気づかなかった。

丘から帰った後は、バス停の近くにあるデーヴァーラージ・マーケット(Devaraj Market)へ。

市場内で写真を撮っていたら、アロマ屋のお兄さんに捕まり、香水のセールスを猛烈に受ける。
マイソールは白檀の名産として知られている。
日頃からぼくは部屋で線香を焚いているので、もともとマイソールで白檀の線香を買うつもりだった。

手作り線香

そこで、「線香が欲しい」と伝えると、「アロマを買ったら、線香はおまけでつけてあげる」と言う。
「いや、香水には全く興味がなくて、線香を買いたいんだ」と返すと、「珍しいやつだ」という目で見られた。
結局、白檀の線香を100本買って、ロータスの匂いの香水をおまけでもらった。

ここにもチベット仏教僧

ところで、マイソールは街の規模のわりにいろいろな宗教が混在している。

キリスト教会
イスラムモスク
ヒンドゥー寺院

近距離にここまで大きな宗教施設が密集しているのは珍しい。
普段、ヒンドゥー色の強いチェンナイに住んでいるので、なかなか興味深い光景である。

夜の教会

マイソールは1泊だけの予定。

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