チェンナイの隠れ名所 Hidden Lake
ハーフマラソンを走った日の午後、チェンナイ市内の「Hidden Lake」なるところに行ってきた。
市内から車で30〜40分ほどと手軽な距離にありながら、湖周辺の雰囲気も含めてなかなか魅力的な場所だったので、写真多めで紹介する。
湖の近くに行くと、その辺をフラフラしていたお兄さんが道案内してくれた。
Hidden Lake はチェンナイ空港の近くにある。
車やバイクがひっきりなしに行き交う幹線道路から、路地を数本奥に入ったところにあるのだが、まるで「村」のようなのどかな雰囲気である。
自分の知っているチェンナイとは別世界で、小旅行にきたような感覚だ。
自分たちが住んでいる地域が、チェンナイの中でもいかにハイソなエリアかということを思い知る。
長屋のように家が密集しているところを奥に進んでいくと、岩山が現れる。
岩山といっても大した高さはなく、200mほど歩いて頂上に到着。
突然、カルデラ湖のような湖が姿を現す。
名前の通り「隠れた湖」である。
先ほど「村のような雰囲気」と書いたが、高台からは高層ビルや団地のようなものがたくさん見え、ここが大都会チェンナイの片隅であることを実感する。
湖の規模は小さいが、切り取り方によってはベトナムのハロン湾といっても分からないような写真が撮れる。
岩山から降りて、住宅街を散策。
岩山に登る途中、なかなか興味深いものが顔を覗かせていた。
お兄さんが勝手に門を開けて、中を見せてくれる。
敷地は狭いものの、ガイドブックに載っていてもおかしくないような、不思議なヒンドゥー寺院。
湖のほとりまで歩いて行ってみる。
先ほど見下ろした湖ではなく、岩山の外側にあるものだが、水脈は地下で繋がっているのかもしれない。
時間がのんびりと流れていて、とても癒される。
ちょっとバリ島っぽい。
以上、チェンナイ郊外の隠れスポット「Hidden Lake」の紹介でした。
わざわざ観光客が行くようなところではないが、在住者が手軽に自然や癒しを感じられる場所だと思う。
周辺には丘や森がたくさんあった。
Googleマップで確認すると、自然公園として多少は整備されているようだったので、今度はそっちの方にも行ってみたい。
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