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フローレス島③

2018/3/28

今度は時刻を間違えることなく、ちゃんと朝の5時に待ち合わせ場所まで行った。
あたりは真っ暗で、確かに昨日は5時にしては明るかったなと思う。
少し遅れてやってきたお兄さんのバイクの後ろに乗せてもらって港まで行く。

他の欧米人グループと一緒のボートだ。スタッフも合わせてボートの人数は10人弱。ラブアンバジョはそこそこ有名な観光地ではあるが、アジア人はほとんど見かけなかった。欧米人は本当にどこにでもいる。

ちなみにボートはチャーターすることもできる。そうすれば好きな時間に好きな場所に行くことができるが、1人だと高額だ。チャーター料はボート1艘あたりの値段だから、5,6人集まればツアーに申し込むよりもチャーターの方がいいかもしれない。

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コモドツアーはコモド島に行くだけではない。
島に寄り道してトレッキングしたり、シュノーケリングをしたりする。

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写真はないけれど、シュノーケリングではマンタに会うこともできた。自然豊かな地域である。

そして、ついにコモド島に上陸。

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コモドドラゴンは人間を襲うこともある。
唾液に血液の凝固を妨げる成分が含まれていて、噛まれたら失血死してしまうそうだ。
だから、島内を探索するときは、現地ガイドとともに決められたルートを歩くことになる。
しかし、コモドドラゴンも人間慣れしているのか、たくさんの観光客に囲まれても悠々としている。

現在、環境保全の観点から、コモド島に上陸するのが難しくなっている。
インドネシア政府は当初、島の閉鎖を予定していたが、いろいろあって入場料の引き揚げ措置を行うことになった。10万円ほどの年間パスポートを発行することにしたらしいが、1年有効とはいえ、簡単に出せる金額ではない。
とはいえ、コモド島周辺にもコモドドラゴンが生息している島はあって、その島には制限がかかっていないので、今でも野生のコモドドラゴンに会うことはできる。

ラブアンバジョの港からコモド島までは意外と遠くて、3時間くらいかかった記憶がある。
早朝に出発したボートだが、盛り沢山のツアー内容で、帰る頃にはすっかり日が沈んでいた。
ボートから眺める夕日が美しかった。

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スケジュール的にちょっと迷いもあったが、やっぱりコモドツアーに参加してよかった。
今となっては気軽にコモド島に行けないので、いい経験になったと思う。

さて、翌日は乗合バスで山間の集落に移動する。
ラブアンバジョは小さな町だが、洋風のホテルやレストランがたくさんあった。
しかし、明日からは完全にローカルの世界になる。いよいよ旅が始まる。



つづく

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