見出し画像

カルナータカ旅行5日目 マイソール(Mysore) → マディケリ(Madikeri)

朝イチでマイソール宮殿へ。

おじさんたちが軽食屋に集まる、朝の南インドの風景が好き。
チャイはだいたい10ルピー
秘密結社の集会所

(マイソール宮殿は)インドで1、2といわれた藩王の宮殿だけに、そのインテリアは豪華そのもの。王国の栄華や当時の宮殿の生活ぶりが伝わってくる。マイソールでは絶対見逃せない見どころだ。
いまではマイソール宮殿は、イスラームとヒンドゥーの様式が融合した、インド・サラセン様式の代表的建築物として広く知られている。

『地球の歩き方 南インド 2016〜17』P74より抜粋

開場の時刻に合わせて、10時前にマイソール宮殿の南門に行く。
インド人にとっても人気の観光地らしく、すでにたくさんの人が集まっていた。

南門

ゲートが開くと一気にたくさんの人たちが敷地内に入るが、彼らは入ってすぐのところで写真や動画の撮影に精を出す。
この隙がチャンスだ。

一目散に入場口へ

ぼくは宮殿の建物に直行し、最初の観光客として宮殿に入った。
大勢のインド人でごった返すと、風情がなくなってしまう。
静かなうちに宮殿内の観光を終わらせてしまう作戦である。


イスラム建築特有の幾何学模様とシンメトリーが息を呑むほど美しい。

先手必勝作戦は功を奏し、ぼくが建物内の観光を終えて外に出ると、入り口のところで長蛇の列ができていた。

トラック邪魔
宮殿で飼われているゾウさん
宮殿を斜め横から
パレス犬
東門から覗く宮殿

マイソール観光のメインを終え、バスで次の町へ移動する。

次の目的地は、避暑地として有名なクールグ(Coorg)
ピンクパンサーのおじさんから熱烈に勧められていた場所である。

森林地帯に入ると、「Coffee plantation」の看板がちらほらと現れ始める。
クールグはインドを代表するコーヒー豆の生産地なのだ。

マイソールから3時間半でクールグに到着。
避暑地なので肌寒いのかと思っていたが、意外とそこまでではない。
体感としては、バンガロールと同じかちょっと涼しい程度だ。
ただ、緑豊かな町なので風が冷たくて心地よい。

クールグ犬

ゲストハウスで洗濯とシャワーを済ませたらちょうど夕暮れ時だったので、歩いてサンセットポイントまで行く。
Raja’s Seat といって、かつて領主が日没の眺望を楽しんでいた場所らしいが、今では公園として整備されている。

みんなで1日の終わりを待つ。

幾重にも層になって重なる山脈が美しい。
谷のところには棚田が広がっていて、絵に描いたような平和な風景だ。

夜のクールグ

避暑地というわりに、夜になってもあまり冷え込まない。
おそらく標高があまり高くないのだろう。



この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?