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土曜日はじまりカレンダーのすすめ

皆さんは土曜日はじまりのカレンダーというのをご存知だろうか。

GoogleカレンダーやOutlookのカレンダーの設定を土曜日はじまりに変更できるのだけど、今回のnoteではこの「土曜日はじまり」カレンダーをお勧めしたい。

ウィークリータイプの紙の手帳やカレンダーアプリの初期設定では大抵月曜日始まりになっていることが多いのだけれど、僕は数年前からこだわりとして「土曜日はじまり」になるように設定を変えている。


キリスト教などでは日曜日が安息日、その安息日を休みとした日曜日を週の始まりとして考えるため日曜はじまりのカレンダーが生まれたとのこと。


一日しか休みがない昔であれば日曜日はじまりでもいいけど、週休二日制が導入された現代であれば土曜日と日曜日が休みの人も多いだろう。
以前の僕も含め、月~金の疲れを土日で解消する人が多いと思う。

ただ、月曜日を週のはじまりとして考えると日曜日の夕方が憂鬱になるサザエさん症候群になるなあ、という思いを社会人になってからしばらく感じていた。
そして「もう休み終わっちゃうなー、明日から仕事だからおとなしくしとこうかー」という日曜日の午後特有の心のざわつきがあった。

また、週末に向けて金曜日の夜に飲みに行って、遅くまで飲んで次の日に二日酔いとそこそこ高く上がった太陽ととも目が覚めて憂鬱な気持ちになることがしばしばあった。
そして前職の時は金曜日に仕事が終わらなくても土日でやればいいや、という思い仕事をしていて,よく持ち帰り残業をしていた。
そのため、週末に仕事の残りを仕上げて土日を楽しめなかったり、プライベートでトラブルになったこともあった。


ある時、この平日の負債を土日で解消するルーティンが本当に嫌で嫌で堪らなくなり、何とかできないかと思案した。そこで僕は、あることを思いつく。


土曜日を週の始まりとすることで土日を新鮮な気分で迎えることができるのではないか、と。

もちろん、今でも金曜日が終わりかけになると「よし、もうすぐ週末だー!」という気分になることがあるので自分のマインドセットは変わり切ってはいないだろう。

もちろん、社会一般の感覚では土曜日は週末だし、色々な暦では右から二番目で一週間の6日目という扱いだ。
この小さな変化は自分個人の心や周りだけだ。
だけど、金曜日を週の終わりとして自分の中で扱うことでなんとなくだけれど、土曜日から始まる一週間をお迎えするという気持ちや物事の整理を行った。

金曜日、週の最後の日ということで仕事のブーストをあげて何とか仕事を片付けた。どんなに遅くなろうとも自分の精神衛生と休みを守るため、土日に仕事を持ち込むことをやめた。

また、金曜日の夜に飲みに行ったり、無意味な夜更かしをやめて早寝をした。
そして、翌日から始まる一週間の最初の日をどう過ごそうかと金曜日の夜に考えるようになり土曜日の憂鬱を解消することができた。

このnoteをここまで読んでいただいた皆さんも、もし同様の土日の憂鬱を抱えている方がいれば、この「土曜日はじまり」カレンダーの習慣を試してみて欲しい。





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