自宅の中に「ヒットポイントの回復拠点」を複数作ると、生活がちょっと楽しくなるって話
疲れているときの
自宅ほど、心やすまる場所はない。
そう感じる
インドア好きな自分は、
「自宅をもっと、
もっと、心やすまる場所にしたい」
そんなことばかり、いつも考えている。
共感してくれる方もけっこういる気がするので、
この記事では、
この「おうちでもっとやすまりたい」問題を
少し深掘りしていきたいと思う。
🔍
この問題を考えるにあたって、
キーになってくるのが、
「いかにすれば、心はやすまるのか?」
という疑問である。
「やすまる(休まる・安まる)」という言葉を
辞書でひいてみたところ、
下の2つの解釈が並んでいた。
①心や体が落ち着いて楽になる。
②苦痛がおさまる。
※出典 三省堂大辞林 第三版より
ここから推測するに、
ざっくり、2つのパターンがあるように思う。
①ヒートアップした気持ちがいつもの調子に戻る
②マイナスな状態がプラスに転じる
実体験から考えても、
おおむね間違ってはないような気がする。
つぎに、「心をやすめる手段」として、
パッと思いつくところを並べてみる。
「①落ち着かせる」方向では、
座禅、
瞑想、
日記、
水を飲む、
お風呂に入る、
「②苦痛をおさめる」方向では、
薬を飲む、
誰かに相談する、
大声で歌う、
おいしいものを食べる、
いっそ泣きじゃくる、
いろいろと思いついたが、
どれも、「意識的」に動いて
行動を起こさなければならない。
もう少し別のアプローチで
「無意識的」に「心をやすめる手段」を
考えられないかなと思った。
せっかくの自宅、そこに居るだけで、
オートで、自然と回復する状態になればいいよねと。
そこで、いったん
抽象論から離れて、
具体例から
アプローチ方法を考えてみる。
◇例えば、パターン1
小さなことで夫婦喧嘩をしていた2人が、
ちょっとした昔の思い出を思い出して、
くすくす笑ってしまって仲直りしちゃうような
◇例えば、パターン2
都会の喧騒の中で、生きづらさと
日々の疲れを感じていた会社員が、
たまたま出会ったノラ猫のかわいさに癒されるような
そんな、「なんだかよい偶然性」を
意図的にイベントとして設置できないものか。
🔍 🔍 🔍
そうして、
我が家で実施するようになったのが、
「好きなコンテンツを回復拠点として、
自宅になじませる遊び」
であった。
リビングの本棚の上に
「集落」的なものを作ったり。
帰ってきてすぐの階段に、目線の位置で
ネコを1匹、
ネコを2匹、
物干しハンガーで、
スプラトゥーンのイカを干物にしつつ、
高い位置からフクロウに見張らせて
歯磨きをする洗面台に
子グマを潜ませる。
ここで上げたのは、ほんの一部でしかないが、
こういった「その場所に居そうな好きなコンテンツ」を
自分の「行動導線」の上に設置していく。
すると、
1日に何回もそれを自然と目にするようになるので、
そのたび、感情がプラスに振れる。
ゲームでいうところの「セーブポイント」は
「ふぅ」と、一息つくための場所だと思うが、
それを、家の各所に
設置していくようなイメージである。
🐈
数年前に、似た話として、
下のような記事を書いた。
この記事では、研究事例なども引用しつつ
「心の癒し方」を紹介していたのだが、
簡単に要約すると、
ゲームなどによって、
「人間の認知情報」を意図的に
占領することで、
①脳から送られる痛みの信号を阻害させ、
②つらい記憶のフラッシュバックを起こしずらくさせる。
というものだった。
認知情報のコントロールによって、
「痛み」の感じ方も変わってくるのだ。
この話は、今回の問題にも
つうじるところがあるように思う。
🦑
次の「おうちの癒し」を求める手段としては
「音」を考えているところ。
つい最近、「音声デバイス」に関して、
下のようなことを思った。
目からの「視覚情報」だけでなく、
耳からの「音声情報」も、
いろいろとやれることがありそうで、
面白く仮説検証ができそう。
今度もいろいろと遊びながら検証して、
「よりよく安まる自宅環境」を
目指していきたい。
🏠
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