写真の「しん」はなぜ「真」なのだろう

しゃしんは、真を写すと書いて写真だが、写す、のしゃは、わかるとして、なぜしゃしんという音で真という漢字なのだろう。
真(まこと)を写すという意味が由来とは思えない。

中国語で写真は「照片(zhàopiàn)」なので中国語由来ではない。
英語の ”Photograph”が由来?
フランス語は"Photo"だからこれはきっと由来ではない。

検索してみると、「写真という言葉が気になった」方がやはりいらして

日本でも天皇の写真のことをかつては「御真影」と言ったが、この単語の「真」は人の姿を言い表している。つまり「写真」とは、「真=姿」を「写」したもの

と記している。また、

フォトグラフィは写真とは訳されておらず、「印影」「直写影」「留影」「撮景」などの言葉が文献に見受けられる。

とも記していて、真だと「人の姿」という意味になってしまうから、写真一般を指す言葉を探していたように思う。でもそのうち「写真」が多用されるようになり一般名詞として定着したのだろう。詳しくは、

1990年代後半から「写真」なる言葉が気になりだして、少しずつ調べるようになった。

と、同じことを、30年前くらいになったこの方の記事をお読みください。


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