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世田谷区で今年、毎日10tトラック1台分の生ゴミが廃棄に -事業系食品残渣-

今年(R3)度予定されている世田谷区での事業系の生ゴミ(食品残渣)は、3,765トン。全国では3,570万トン(食品産業における食品廃棄物のうち可食部)なので、全国の1%。

たったの1%か、と思うなかれ。
世田谷区だけで、かつ事業系だけで、1日あたり10トントラック約1台分の生ゴミが廃棄(世田谷区は焼却)されているのよ。私は頭がクラクラしたよ。

10トントラック_イラスト


10トントラック1台分とは、重さにして10トン、つまり1万キログラム。野菜炒め定食1食分を500g(ごはんお茶碗1杯(200g)、野菜炒め(290g)、お味噌汁(の具10g))とすると、20,000食分。世田谷区の人口(94万人として)の2%の1食分。

世田谷区の、2%が1食食べられる分。
ちなみに世田谷区の生活保護者(H30.10月)は10,160人。この人数が月2回の子ども食堂を無料で食べることができるくらいの量である。

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例えの数字としてはご気分を害された方もいらっしゃるかもしれずその場合はご容赦いただきたいが、とてもとても無視することのできない量だと思いました。ここに家庭から出る生ゴミも含まれてないしね。

生ゴミはゴミじゃない。
生ゴミを捨てずに栄養に戻せるLFCコンポストは、我々現代人に本当に必要なアイテムだと改めて思いました。

出典:
・世田谷区 令和3年度一般廃棄物処理実施計画 https://www.city.setagaya.lg.jp/.../015/002/d00190210.html
・農林水産省委託業務 平成 29 年度食品産業リサイクル状況等調査委託事業(食品関連事業者における食品廃棄物等の可食部・不可食部の量の把握等調査)報告書 平成30年3月 みずほ情報総研株式会社 https://www.maff.go.jp/.../syo.../attach/pdf/161227_8-56.pdf
・食品残渣とは、食品関連事業所から出る食品由来のごみ。飲食店の調理残渣のほか、客の食べ残し、売れ残り、消費期限切れの食品など。(goo辞書より)
・子ども食堂は、1食100〜300円を払えば誰でも食べられます。
・LFCコンポストの詳細はこちら→https://lfc-compost.jp/


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