絵を見よう その5

今夜は久々に「pixiv」を見ていました。

といっても、自分の過去のお気に入りの絵を見返していただけなんですが。▶http://www.pixiv.net/bookmark.php?id=1252885

見られるかな?登録しないと見られないんでしたっけ。これ晒すの結構はずかしいです。自分の内側そのものを見せるような。。。。僕はこういう絵が好きなんです。だいたい5年前くらいの好みですが、今見ても本当にいいな、と思えるものもある。

ところで当時からずっと探している画家がいます。

以前pixivに作品を投稿されていたshinpei.hさんという方です。一枚だけ絵の画像を貼らせてください。今はアカウント自体が削除されています。もし、まだどこかで活動されていたらどうしても消息が知りたいです。

定期的に見たくなる絵なんですよね。。特にこんな夜には。

僕の心を救ってくれています。

村上隆さんが著書で書いていましたがアートには「心の救済」という大事な役割があるのだそうです。この絵は僕と言う人間の欠損部分を埋め合わせてくれるような、鎮痛剤のような効果、最も個人的な領域への踏み込みがあります。芸術は大義には普遍的な美の共有への挑戦ですが、同時に個人的な心の救済という相反する役割も引き受けています。例えばみなさん音楽は好きだと思いますが、他人に教えたいアーティストと、教えたくない、教えられない、自分だけが聴いていたいアーティストがいますよね。そういうもんじゃないですか?このバンドの良さはあいつもわかってくれるだろうけど、この歌手のメッセージは自分だけにしかわからないかも。というか、なんとなく自分にだけ歌ってくれている気がする。もちろんその歌手にだってファンがたくさんいるからそんなわけないんだけれども、この曲の良さは自分が一番理解してあげられているような気がする。そういう特別なアーティスト、作品って誰しもあると思うんです。

絵に「ゆうぐれ」を感じると以前言いました。それはそういうことなのかもしれません。夕暮れ時ってなんとなく悲しいですよね。1日が終わって、ひとりになれる、安心感もある。反対に夜が始まる前、もう時間がない、焦りもある。でも夕日を浴びると、一切にあきらめがつく。。。。瞳を閉じて、眠りに落ちる。。

そして、夢の中へ。今日はもうおやすみなさい。


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