ビーストウォーズの話

「波さがしてっから」の「ウッホッホウホウホアートショー」へ。

東福寺駅を降りると道標が。このマスキングテープの貼り方は。。?こちらのDMのゴリラは、ビーストウォーズのコンボイ司令官ですよ。「ビーストウォーズ」とは僕が小学生くらいのときにテレビ放送されていたトランスフォーマーシリーズのアニメです。逆輸入の形で海外で制作され、当時まだ目新しかったフル3Dのアニメーションです。正義のサイバトロンVS悪のデストロンという勧善懲悪のストーリーはそのままに、舞台は太古の地球?で機械や車ではなく動物や恐竜、虫からロボットへトランスフォームします。有機体から無機物へ、その変身がすごく鮮やかでした。特にコンボイの変身は独特で確か腰が一回転するんですよね。地味なんですが味のあるトランスフォームです。また海外アニメだから、吹き替えをするわけです。その声優陣が個性派ぞろいの豪華すぎる顔ぶれで、ストーリーが暗くて単調だった反動なのか、アドリブ連発、自由すぎる吹き替えがさらに人気を呼び、とにかく一世を風靡しました。最終回は声優によるモノマネ大会、一話分余ったから作られたそうなんですが、映像は過去の使い回しで言いたい放題です。伝説のアニメでしたね。僕も当時どハマりしていました。さてこのコンボイ司令官、正義のサイバトロンのリーダーでもあります。リーダーがゴリラ、ゴリラのリーダーです。百獣の王ライオンとかでなくて、ゴリラなのです。なんかおかしいですよね。これは海外ならではの発想で、ゴリラは知的でパワフル、リーダーのイメージがあるらしい。逆にライオンはメスに狩りをさせ自分は寝てばかりでだらしないイメージらしい。日本じゃ逆というか、ゴリラって道化的なイメージ?ありますよね。ないかな。実際、アニメの吹き替えでコンボイへのゴリライジリがけっこうあったと思います。ゴリラってクールなイメージないので、たぶんオモチャが売れなかったんじゃないか?部下のチーターのチータスとかの方が売れたのではないか?子供向けアニメはとにかく玩具を売るために作られ放送されるのでオモチャが売れないのは致命的だったんでしょうね。3Dのビーストウォーズがヒットしたもんで、日本で2Dの非公式くさい続編というか別物のアニメが制作され放送されたんですが、そこではリーダーのコンボイがライオンになっていました。しかも白いライオンで、タテガミ金色の、ジャングル大帝のレオみたいな。敵のリーダーメガトロンはピンクのドラゴンになっていました。そのさらに続編ではコンボイはマンモスになっていました。まぁ最初のビーストウォーズとはまったく別物ですね。ビーストウォーズ、アニメのトランスフォームそのままにオモチャが変形するんです。これがすごい。大人になったいま見ても意味がわかりません。どうやってこんなアイディアが出てきたのか、驚くばかりです。非常にクールかつとっくに生産終了してるので、いま入手しようとしてもプレミアが付いてたりします。僕も懐かしくなって買いました、ライオコンボイ。和製続編のライオンのコンボイです。ゴリラではなく、ライオンを選びました。初代ゴリラコンボイも好きですが、やっぱりライオンの方がかっこよくて。。しかも当時のセンスなんですよね。白い金髪のライオンって。90年代のセンスじゃないですか。僕はジャングル大帝も大好きだったし、ライオコンボイ買って遊びまくりました。壊れたらもう手に入れるのが難しいけど、構わず遊びました。案の定足が折れたりしましたが。。何回か展示に参加してもらったりもしました。(その様子がこちら。星の枕で床に寝てるのがそう。)大事に大事にしてたライオコンボイ、いまはもういません。ある時ある人とガチのケンカをして粉砕されました。その時のことはもう記憶から勝手に消えましたので詳しくは言えません。こんな話をしているとビーストウォーズのオモチャ、また欲しくなってきました。今度はゴリラのコンボイをゲットしたいと思います。

展覧会はそんなセンスを感じました。

波さがしてっから、要チェックです。

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