「星のぼくたち」作・水井マチコさん

星のぼくたち」へ行ってきました。

会場は水井さんの絵でいっぱいです。野原を探索するように、あっちにもこちらにも絵を見つけることができます。

会場では絵本も見られます。絵本のページをめくると、初めて夕日を見たときの気持ちを思い出すような、清々しさと懐かしさで胸がいっぱいになりました。ぜひ小学校に置きたいなと思いました。

小さい頃は僕も絵本を読んでいました。あんまり思い出せないけど、「はらぺこあおむし」はお気に入りだったな。ページをめくるたびにどきどきしてた。あとは五味太郎さんの「るるるるる」とか「ビビビビビ」。もう少し後になると、「100万回生きたねこ」。どの作品も何より最初に絵を思い出せる。絵がすごくいいんですよね。楽しさ、喜びや興奮、おどろき、悲しみ、いろんな感情がそのまま伝わって来る。あおむしが蝶になって美しい羽を広げた姿、青い空をどこまでも飛んでいく飛行機、大好きなしろいねこが動かなくなってわんわん泣く声、、どの絵も初めて出会った時の気持ちのまま、忘れられない思い出のようです。僕にとっても、みんなにとっても、心の中に残り続けているということです。

絵本のような、やさしさにつつまれる展覧会でした。

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