白熱教室

前回授業の様子をアップしました。

〈こちら〉

カラーペーパーを使うのは良い。何がいいって、使える手数を把握できるところ。その上で、時間をかけて余裕を持って選択することができるところ。あと、動かしたり、取り消したり、重ねて上書きできるところ。フラットな面で捉えられるところ、ハサミで切ると輪郭線が消えてなくなるところ。それから、色とりどりの紙を触っていると気分が勝手に楽しくなるところも良い。紙の整理がちょっと大変だけれど。

次回もカラーペーパーを使います。次回は絵の筆跡をカラーペーパーで作ってみます。絵を描くことは、ひとつには画面に色をただ置くことです。通常は絵の具と筆を使ってやるんですが、色紙を使えばよりポイントがわかりやすい。動かして試しながら配置できるし、色を選ぶことに集中できる。例えば、何か目の前のものを描くとき、影はグレーだとしても、けれどグレーは無数にあるわけで、何色によっているグレーか常に選択しなければならなかったりする。絵を描くときは、いつも何色にすべきか?という選択を最初から最後までしなくちゃいけない。というより、色をいつも選択できる自由がある、というべきか。いまこの画面に欲しいのは何色か?状況に応じたベターな色を選んであげましょう。そのための方法論を教室でお伝えします。

⚠︎ 次回授業は26日(水)になります。火曜ではなく水曜ですのでご注意ください。

今朝ゲットしたピンバッジ↑

絵画教室について。前半16時〜18時は子どもメインでやっております。楽しく絵を描くことを大事にしています。後半19時〜21時は大人の方向けに展開。こちらも毎回白熱していて、いろんな年代の方が参加してくれています。教室をきっかけに絵を始められた方もいらっしゃいます。どんどん絵の深みにハマって行って欲しいと思います。何処までもご案内させて頂きます、、!

来月の予定も近日中にお知らせいたしますが、絵の「つくり方」についてより根本的に視野を広げてもらえるような内容に出来ればと考えています。著名な画家のやり方、画面づくり、構図法について、分析してみるのも良いかもしれない。絵はすべて意識的に描かれたから絵になっていると僕は思っていまして、どんな絵にも画家の裏付け、動機、方法論があるはずなんです。特に、わからない、と言われがちな抽象絵画について、画家のやり方から絵の成り立ちを探ってみるのはどうでしょう。色々な絵のつくり方を知ることで絵に対してオリジナルな視点を何か掴んで欲しいと思います。否定でもいいし、あえて型にハマってみるのも有りだと思います。ただ、いったんは、絵に対する紋切り型のつくり方のイメージを徹底的に壊して洗い流して新しくどこまでも広げる、そうしてから平らになった景色を前にして新鮮な気持ちで、いつも毎回新しい第一歩を踏み出せるように、透明な気持ちで臨めるようになって頂けたら良いと願っています。

やはりそのためには色々な絵を見てみる必要があると思います。ですから次回からは他の人の絵をたくさん見ていけたらと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?