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中学2年で人生初の挫折を味わう

私の子供の頃のお話しです。

自分の人生は、辛いことしか起きないと

思っていました。

かなりの歳を取っても

そんな感じでした自分。



私の父は、交通事故で

突然亡くなりました。

会社員だった父は、オートバイで帰宅途中に

事故の巻き添えを食らいました。

自動車同士の、交差点事故で弾みがついた

自動車が父のオートバイに強く衝突したのです。

直ぐに救急車で運ばれましたが、

意識も戻ることなく2日後息を引き取ってしまいました。

母は、半狂乱でした。



それからというもの、

母は家に籠りがちになっていたと思います。

仏の写真の前で、「おとうさんを返せ」と

泣きじゃくる母をみておろおろするばかりでした。



交通遺児という言葉がありました。

自分のことです。

嫌な言葉だなと思っていました。

父親参観日がとにかく嫌いでした。

なんとか高校へ入学しました。

それは年に一度あります。

その時ほど、辛い思いをしたことありませんでした。

当事者でないと分らないでしょうこの辛さ。

友人たちは、しっかり父が参観日にやってきてくれたのです。

とても寂しい気持ちになったことだけを覚えています。

ここまで読んでくださり有難うございました。




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