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ティンカーベルの癒し

最近、「妖精」タイプの方と知り合いました。
見かけというよりは性質ね。
ティンカーベルが灯す明かりのような、小さな癒しをくれるひと。

妖精か〜。
あまり見てこなかったジャンル。
物語で読むのは好きだったけれど。
ちなみに妖精とは、西洋の伝説や物語に登場する、自然物の精霊のこと。
「ピーターパン」にでてティンカーベル、「ロードオブザリング」に出てくる、エルフ、ホビット、ドワーフ、ゴブリン、この辺もぜんぶ妖精だよね。

どっちかというと私は、魔女タイプの方に出会う率がえらい高かった。
魔女たちはコワイ。強烈だし素敵だけど、魔女だけにコワイ。
そんな話もいつか機が熟したら、書けたらいいなぁ… いや、今は、魔女タイプにたくさん出会ってきた、というだけにしておこう。(笑)

私自身、かなり強烈な親の元に生まれて、幼少期から、今ならDVか虐待か、って言われるような、ある意味サバイバルな環境に放り込まれてた。まぁそこに彼らの愛があるのは知っていたので、あれも親の個性なんだと理解はしてるけど、まぁ強烈なことには違いは無い。
なので強烈ものには慣れがある。

その辺で育まれた私の性質なのだろうか。優しく穏やかなアプローチではなかなかうまく飲み込めず、強烈な学びの渦に叩き込まれてギャンとやられてやっと理解する… というパターンが多い。「強烈」がお馴染みのキーワードなのだ。

思えば、人生
「あっ、これは王蟲の暴走」
「あっ、今度はカオナシの暴走」
「おっ、こいつは魔女の罠」
みたいなことの繰り返し。

自分の時は全力で逃げるしかないのでもう必死だけど、何しろ、半端ない数、そんな目に遭ってきたのだ。

王蟲の目の色が攻撃色に変わる気配とか、カオナシが差し出してる金貨のニセモノの匂いとかはなんとなく分かるし、暴走の予兆も早めに察知できて、うまく回避できたこともある。
回避できなかったときは大変だったけど、今までなんとか生き延びてきた。
そちらには割と耐性があると言える。

ただこれもかなり自信があるんだけどね、もしもそんなとこにティンカーベルが飛んでいたとしても、スルーしてきたんじゃないかなぁ、他の強烈に目が眩んで見えなくて。

ティンカーベルのアプローチは、そのささやかな羽音のごとく。

知らずに何人か跳ね飛ばしたり、もしかしたら踏み潰したコトがあるかもしれん、すまん!!!…と思った、妖精さんとの邂逅。

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