幽幻ロマンチカ 有頂天 ザクロ~この告白だけで白米が飲める~

以前お伝えしたツーツーツー音の正体がわかった。
これ特定のBGMの時だけ出てくるので、BGMの効果音みたい。
あのサザエさんとか夕方のファミリーアニメに出てきそうなBGMの時です。
幽ロマ好きな人ならなんとなくわかるでしょ、あれです。
特に取り憑かれていたわけではなさそうでよかった。
七不思議の呪縛から逃れましたね。

そして潔子の幽幻ロマンチカライフ、聴けていない特典があと1枚だけになりました!ヤッター!
3ヶ月、パッションだけでかき集めました。
星の数ほど「幽幻ロマンチカ」で検索した甲斐があった…!唯一手に入っていないのが無印のタワレコ全巻購入特典なのですが…

今現在この特典のタイトルでググると振り込みでしか支払いができないものすごく怪しいサイトが数件出てくるので怖いもの見たい人は検索してみてください。
注文してはダメですよ!お気をつけください。

私も欲しい気持ちが先行しているので、あらゆる知人に確認してもらいましたが、あれはヤバそうですね。今にもポチりそうになる右手を左手が押さえているところです。
残念ですがこちらは気長に探したいと思います。

私のように衝動的な人間は詐欺に見舞われてもギリギリまでわからない。
FANZAがまだ存在しない時代、DMMを名乗る者から「未払いの映像タイトルがあるので至急ご連絡下さい」とショートメッセージが来たことがある。
私は当時ミュージカルDance with Devilsに大変熱を上げていて、パッケージ販売より先に配信された映像を購入して視聴しまくっていた
「もしかして…それが引き落とされてないのかも?!!」
と大いに勘違いして記載されていた電話番号に折り返してしまったのである。

冷静に考えれば、支払いが終わっていなければ視聴ができるはずがない
ただその時の私は「この映像死ぬほど再生したし、支払ってなかったらヤバい」という謎の責任感に囚われて冷静さを欠いていた。
震える手で電話すると男性が出て「アカウントの確認を致しますので、お客様のお名前、ご住所、お電話番号、生年月日をお答えください」と問われたので、何の疑いもなく回答した。

そして「どういったタイトルを試聴されていましたか?」と聞かれたので、とても素直に「ミュージカル…Dance with Devilsです」と答えたら、
「え?ミュージカル…もう一度よろしいでしょうか?」
「あ、はい。ミュージカル、ダンスウィズデビルスです!!!」
と、大変明瞭な発音で答えたところ、苦笑された。この時に「おや?」と思ったが、こちらのミスだと思っていたのでそのまま話を聞いた。

確認をしたところ…お客様のご請求は、14万2590円です(記憶曖昧だけどこういうかんじだった)」
「ミュージカルDance with Devilsの請求が?!!」

ここで「あ、もしかしてこれ詐欺か?」という気持ちがはじめて芽生えましたね。
衝動的な人ってここまで来ないと詐欺だって気づかなかったりするんですよ。
詐欺だと気づいて逃げようとしたら「法的手段に出ますよ」と脅迫してきたので怖かったー!! ※警察に通報しました
オタクは推しコンテンツを目の前にすると知能指数が2になってしまうから、このエピソードを見てみんなも気をつけようね!

この手のメールが気になったら、リアクションする前にすぐに検索!
誰より騙されやすい潔子さんとの約束だゾ!

はっ、また余談が長くなってしまった。
以下レポートです。

◆幽幻ロマンチカ 有頂天 ザクロレポート

【あらすじ】
七不思議の呪縛から解き放たれ、思いが通じ合ってからは学園で平和な日々を過ごしていたヒロインとザクロ。自分を善良な妖怪だと信じて疑わない彼女に、伝えられていない過去を持つザクロは後ろめたい思いを抱いていた。
そんな中七霧学園に伝わる七不思議、「夜の理科室の鬼火」の噂が最近書き換えられてしまったらしい。そんな噂に不安を抱えながらも、ヒロインは放課後の委員会の仕事が長引いてしまい夜が来てしまう。ザクロと待ち合わせしていた理科室まで急いで足を運ぶと、そこにはいつもと様子が違う彼がいて…?

【潔子的ハイライト】
■モノノケ姿で迎えに来る
「お昼休みに人の姿で迎えに来たらつきあってるのがバレて恥ずかしい」というめちゃくちゃ思春期男子のメンタルで、チビギツネver.で教室まで来るんですが、一体何年生きているんだね君は。かわいい奴め。

■二人のCV.櫻井孝宏が両耳からせまってくる
この話はザクロが二人になってしまう話なので、この贅沢かつシュールなシチュエーションが楽しめます。ひとりでも贅沢なのに二人はすごい。

有頂天シリーズは妖怪が自らの本能や不安と戦うシナリオが主題です。
ザクロの有頂天はヒフミの有頂天と話の核心(敵の正体)はだいたい同じだけど、そこにたどり着くまでのアプローチが違うので、ヒフミとザクロで推しを迷っている人はこの有頂天の2作で大体決まると思います。

ヒフミは愛情深く素直なので文句なく最高のパートナーだと思いますが、私個人の話をするなら信頼の構築に時間がかかるストーリーの方が好みなのでザクロの方が刺さりましたね。ここはどちらが良いということもなく本当に好みだと思います。

【キャラのみどころ】
■告白良すぎ問題
ザクロの話は「キャラクターの素直になれなさ」と、お話の緩急のうえで「本当の気持ちを伝えないといけないシーン」のハイライトがしっかりついているところが好きですね。演技がまた素晴らしいんだ。
無印のザクロって肝心なシーンは殆どモノノケ姿なのであんまりカッコついてないなと感じますが、有頂天の告白はシンプルにとても良いです。

■話の構成が「お狐様」らしい
舞台が神社だったり、分身があられたり、食堂の観葉植物が大活躍したり、お狐様らしさがふんだんに散りばめられています。
要素ひとつひとつに無駄がないのでわかりやすいし、「これは良い【なかよし】」と感じました。小学生も読めるファンタジー少女漫画のシナリオで私は大好きです。ラストシーンが好きすぎます。

ひとつ突っ込むとしたら、ディアラバとかによくある「ヒロインの服を切り裂くシーン」が出て「わー!!少コミみたいになってきたぞ…」とドキドキしたら、まじでそれ以上特に何ということもないので、さすが安心安全健全の幽幻ロマンチカくんだなと感じました。

私はダンデビの時もそうだったんですが、自分の本能や不安が元となりヒロインを物理的に傷つけてしまって苦しむ異種族恋愛ものが好きみたいですね。ヒフミよりザクロの方が刺さるのはこういう葛藤がより濃く描かれてるのが大きいかな。
男としてはヒフミの方が全然かっこいいと思うけど、ままならなさと不器用さに愛を感じてしまいます。

さてさて、次回は第四の謎 八岐大蛇のイリヤ様だ。
このCD良いけど怖いんだよなーーーーー笑
自分を鼓舞するためにこれを貼っておきますね

一日一回はJ-POPの話をしないと死ぬ病気です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?