幽幻ロマンチカ 無印 アラハギ~怖くないから安心してほしい~

ねえ、知ってる?
幽ロマのCDをたくさん聴くようになって気づいたんですが、途中で「ツーツーツーツーツーツー...」という音が聞こえる時がある。
いつも6回なのでおそらく収録時に入る何らかの音なんだろうと予想しているものの、はじめて聴いた時は「いよいよ何かに憑かれてしまったか?」と感じましたね。

Bluetoothイヤホンの都合か?と思っていたらどのイヤホンで聴いていても聞こえるので多分皆さんにも聞こえますよね?
これ自分だけに聞こえている音だったら怖すぎるなと思い、Blogに書くことにしました。みんなにも聞こえていますように。
もし私にしか聞こえていない場合はおたよりして、お耳の恋人のオカルトトークに追加してもらおうかな…。

そうそう、私が幽ロマ活動を楽しんでいる間に公式ではじめてのイベントが決まりめちゃくちゃテンションが上りました!!!
今月末には新シリーズもリリースされるし、なんて良いタイミングでハマったんだ~新商品も続々届くし毎日が楽しい。
ジャンルを育ててくれた先人に足を向けて眠れない、新参者ですが私も頑張ります!

というわけで今回は早めに本題に。

◆幽幻ロマンチカ 無印 アラハギレポート

【あらすじ】
七霧学園の七不思議のひとつ「ピアノがひとりでに鳴る音楽室」ー日が暮れて薄暗くなった音楽室から悲しげなピアノの音色がきこえてくる。噂の音楽室を覗き込んだヒロインは妖怪に見つかってしまい、相手の姿も見えぬまま散々いたずらされてしまう。
怯えて音楽室を飛び出すと、見覚えのない少年が声をかけてくる。「クラスメイト」を名乗る彼は親身になって見送り、励ましてくれる。
それから幾度もクラスメイトの彼に出会い、促されるまま音楽室に誘導されて妖怪に取り憑かれてしまう。もちろん「彼」も「妖怪」もアラハギの自作自演。彼の親切さを疑うことができないヒロインは、今日も騙されて音楽室に向かうことになり…?

【潔子的ハイライト】
■本日のアニメイト」
アラハギはオタクが大好きなアニメイトカフェでデートします。
無印幽ロマは何があろうと強引に妖怪とアニメイトデートする謎展開がありますが、このCDは「最も自然にアニメイトに行けたで賞」受賞です。
元々ヒロインがオタ友と一緒に予約していた枠に同行する展開。取り憑かないと外に出られないため取り憑きモードなので一人増えてもセーフです。

でもアニカフェで取り憑き中にまさかのイタズラを仕掛けてくるので、アーアー、お客様困ります!!!という気持ちが高まります。
いやまじでカフェはそれどころではないから勘弁してほしい。コースターとかグッズの購入、交換があってオタクは忙しいんだ。時間制限もあるんだぞ!と思ったけど、ヒロインはそこまで抵抗しないのでアラハギのヒロインは優しいなと思いました。ヒロインの性格はキャラによって多少違う。

■人を殺さないタイプのCV.梶裕貴
梶裕貴さんが取り憑く妖怪モノに出演していると聞くと、身内からも「殺される!」という声が多かったんですが、梶裕貴さんは怖い演技がとんでもなくうまいのでさもありなん…と納得してしまいますよね。
私も今まで人生で聴いたシチュエーションCDで一番怖かったのはDIABOLIK LOVERSのVERSUS3 カナトVSレイジなので、死の気配には心当たりがある。
あれはCDだけど「本当に死ぬ」と思ったし気持ち的に3回くらい死んだ。

こういう経験があるとつい身構えてしまう気持ちもわかりますが、アラハギは例えるなら「Eテレで放送できる幽幻ロマンチカ」と言っても過言ではないので、このBlogを読んで視聴を検討している人は是非参考にしてほしい。
このCV.梶裕貴は人を殺しません。意地悪に甘えてきますが大丈夫です。

殺されたい人はディアラバや終極のDOLLSを、殺されたくない人は幽幻ロマンチカを聴きましょう。終極のDOLLSの梶裕貴さん演じるノアは、有識者の友人から「火かき棒で顔を焼け」と迫ってくると聞いて、臆病な私はそっと「死にたい気持ちの時に聴く引き出し」に封印しました。
梶裕貴さんの声は大好きだけど怖い思いをしたくない貴女のためのCDです。

【キャラみどころ】
■猫又くんは人間が好き
幽ロマの妖怪はみんななんだかんだで人間のこと好きなんですが、アラハギは言葉ではツンケンしているけど、おそらく幽ロマで一番人間たちの中で過ごすのが好きな妖怪だと思います。
学園の中で生徒に溶け込むためにピアノを覚えた、という描写がその代表ですね。
ヒロインにも妖怪だとバレたあとは「監視」を名目にずっと一緒にいるので、「こういう猫いるよね」って感じがかわいいですね!

こういうアラハギの特性は今後シリーズを追うごとに設定として生きてくるので、無印アラハギだけ聴いて先を聴かないのは勿体ないです。
他の子とくらべて飛び抜けて能力が低いので派手な展開になりにくいけど(バトルシーンで妖怪なのに物理攻撃で勝ったのは笑ってしまった)、個人的に満天花のアラハギがとても良かったので是非聴いていただきたい。

続編を聴くと、無印にかえってきたくなるような構成が幽ロマの魅力だなーと思います。無印は続編と比べるとやや荒削りな作りだけど、やっぱり妖怪たちの原点なんだなと改めて感じました。

今回はちょっとフレッシュじゃない感想になってしまったかな。
潔子は無類の犬好きなので犬は力が入りますよ!!
というわけで次回は狗神トネリです。聴き直すことも楽しみすぎる~

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