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Xデザイン振り返り

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Xデザイン大阪分校ベーシックコースに関する、個人の振り返りブログです
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記事一覧

デザインリサーチを通して一番学んだこと

デザインリサーチを通して一番学んだこと

Xデザイン学校マスターコースでの学びの振り返り。前回、今回はユーザー調査ということで、ダブルダイヤモンドの前半部分を進めています。

リサーチ計画をたてる=目的が明確になる私たちのグループでは、移住やワーケーションに関わる調査として、移住経験者や移住に興味がある人へインタビューを実施しました。幸い、メンバーの中にユーザー調査を本業にする方がいてしっかりリードしてもらえたので、本格的な調査計画書を作

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ユーザー調査に備えて

ユーザー調査に備えて

Xデザイン学校マスターコース3回目の講座は、ユーザ調査に向けた準備が中心でした。まずはやってみようという感じで、グループメンバーの中から、提案予定テーマのペルソナに近い人を選び、インタビュー~ジャーニーマップを描いてみます。

ユーザーインタビュー実践”ワーケーションを移住体験にしてみたら”というぼんやりしたアイデアの状態で行うユーザインタビュー(探索的調査)。対象ユーザに関わる現状を把握し、本質

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コロナ禍で学んだサービスデザイン

コロナ禍で学んだサービスデザイン

もう先々週のことになりますが、Xデザイン学校大阪分校の2020年度講座が終了しました。今年は半年くらいの期間で全11回、グループ作業もオンライン中心にならざるを得ませんでしたが、画面共有しながらの共同作業も割と良いものでした。修了証がPDFなのはちょっと味気ないですがね。

さて、私達のグループのアウトプットは落第点でしたが(!)、何ができていなかったかを裏返しておくことで、今年の学びにしておこう

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型どおりにすることの難しさ

型どおりにすることの難しさ

2020年度のXデザイン学校も、はや3回目の講座。ビジネスインタビューである。

「自分が考えていることなんて大体浅はかで間違っていると思え」とは浅野先生らしい表現で、こういうマインドを伝えていただけるのが、Xデザイン学校で学ぶ価値だなと改めて感じる。見聞きした知識だけではなく、事実を積み重ねて分析すること、それが自分の考えになる、とは本当にその通りと思うし、肝に命じていきたい。

インタビューの

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Xデザイン学校、再び

昨年度に続き、今年度もXデザイン学校でサービスデザインを学び続けることにしました。コロナ禍ですっかり社会が変わってしまう経験をしている今こそ、次の未来を描き、解くべき課題が何かを見直さないといけないタイミングであり、デザインがますます重要になると思うからです。前回、通して学んだことを再度やってみることで、より自分のものにしていきたいです。

ステイホーム中は、ものすごいスピードで生活が変わり、仕事

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Xデザイン学校の1年を修了して

Xデザイン学校の1年を修了して

昨年春から通ったXデザイン学校大阪分校ベーシックコースを、無事修了することができた。デザイン思考のプロセスを本格的に学んでみたい、ぐらいの気持ちで門をくぐったのだが、実際に取り組んだのは、企業のゲームチェンジを考えるという課題。企業経営そのものがテーマだったので最初から面食らった。そのギャップ感がなぜあったのか。今思えば、デザインを、ちょっとした商品サービスの開発の時に使うくらいに思っていたからだ

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プロトタイピングは繰り返すことに意味がある

プロトタイピングは繰り返すことに意味がある

デザイン思考が良いとされることの一つに、プロトタイピングを繰り返しながらユーザーの本質的課題に近づけるということがよく挙げられる。不確実性が高く、答えが簡単にみつからない現代のビジネス環境にマッチするし、リーンスタートアップやアジャイル開発にも通じるものがある。(ただ、やるべきことは見つかっていても、誰と合意形成して、どう社会に実装していけばよいかが複雑なのかもしれないが。製品・サービスレベルから

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プロトタイピングを通して分かること

プロトタイピングを通して分かること

4月から始まったXデザイン学校の授業も後半になり、作ってみる段階に入ってきた。今回はペーパープロトタイピング。いわゆる「デザイン思考」の5つのステップの、最後から2つ目のところである。プロトタイピングという言葉はよく聞くし、概念としては分かっているつもりだが、この工程がなぜ大事なのか、どう大事なのかは体感したことがなかったので大変面白かった。

今受講しているコースでは、ビジネスインタビューから始

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川を越えられたか

川を越えられたか

Xデザイン学校も6回目の授業「ストーリーテリング」。今回はペルソナ/シナリオ法で抽出したユーザ視点と、ビジネスの提供価値を合わせて、サービスを構想するという、一番肝になる部分の講座でした。こう書くと簡単ですが、いやいや、言うは易し行うは難し、「分かる」と「出来る」は違うことを思い知りました。ただ、全くつかみどころがなくて、手触り感がなかった「サービスデザイン」というものが、ちょっと分かったというか

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プロジェクトの目標を見失うな

プロジェクトの目標を見失うな

Xデザイン学校での授業も5回目。今回はペルソナ/シナリオ法がテーマで、前回のインタビューで作成した行動シナリオからペルソナを作るワークを行いました。

デザイナーさんがつくったペルソナを使ってアイデア出しをすることはありますが、インタビューして行動シナリオを書き起こし、ペルソナを作るという一連のプロセスを体験するのは初めてでした。インタビューで得られた事象からニーズを分析するのは楽しい作業。グルー

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インタビューイは嘘をついたかもしれない

インタビューイは嘘をついたかもしれない

4月から始まったXデザイン学校も4回目。この日の授業は「ユーザー情報の視覚化」ということで、ユーザーインタビューから、ペルソナの元になる行動シナリオの書き起こしまでを行う内容でした。

インタビュー手法・やり方質的調査のためのインタビューと一緒にしてはいけないですが、記事作成のために取材インタビューすることはあるので、だいたい1時間くらい会話をすると、最後の方でやっと表面的ではない良いコメントがも

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ビジネスインタビュー〜ある企業のゲームチェンジを考える

ビジネスインタビュー〜ある企業のゲームチェンジを考える

Xデザイン学校での3回目の授業。今回はビジネスインタビュー。今日から来年1月まで、同じチームで、とある企業のゲームチェンジを考えていくことになる。

チーミングあらかじめメンバーを決めていたチームもあったようで、リアルにシッシッされたのは軽く傷ついたけど(この年になってもあるんだ笑、アンラーン)、まあ、結果的には多様性に富んだメンバー構成になったのではと思う。スーパーマンがいなくても、それぞれの凸

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オブザベーションをやってみる

オブザベーションをやってみる

Xデザイン学校大阪分校で学び始めて、2回目の授業。今日の主題はオブザベーション。ユーザーの行動観察をして、イノベーションの機会を探索するアプローチをやってみるというもの。今回は、ゼリーを題材に『ユーザーに新しい体験を与えるような斬新なパッケージを提案する』という課題である。ユーザー調査の肝を教わり、実際にゼリーを食べる人を観察した。

観察で大事なことは、この2つなんだろうと理解した。

(1)モ

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ブートキャンプ!  Xデザイン学校大阪分校にて

ブートキャンプ!  Xデザイン学校大阪分校にて

マーケティングをやってますと胸をはって言えない自分から脱却したくて、今月から約1年間、Xデザイン学校大阪分校ベーシックコースでUXについて学ぶことにしました。昨日は待ちに待った第1回目の講座がありましたので、ここで振り返っておきます。

学びとは何かの整理からマーケティングとは新しい市場を創造することだ、顧客のニーズを掴め、Jobs to be Doneは何なのか…等々、言うは易し行うは難し。新し

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