表裏一体。

この世は常に矛盾の中で
ぐるぐると選択を迫られる。

表が正しい訳じゃなく
裏が正しい訳でもない。

その都度、その時の答えを出しながら
遠回りしたり
近道したりして

右往左往してゆく。

私の痛みを晒しても
どこまでいってもメンヘラで
挙げ句、
それが私のやり方(スタイル)だと言われて

その言葉は
多少なり引っ掛かり続けた。
私は、この傷を売り物や盾にはしない。

誰かの救いの破片になれば
きっと、愚かな願いだとしても
私自身も救われると思ってた。
実際、そうだった。

でも、反対の意見があるのも
わかってる。

『強さ』はきっと、
弱さを否定するんじゃなくて

認めてあげる事で、
カッコ悪くても、みすぼらしくても
地べた這いずり回ってでも

強くあろうと、足掻き続けるものだと
思う。(自分自身がね)

私は隠す事が出来るほど器用でも
スマートな大人でもない。
あしらう事も出来ない
器の小さな人間だ。

また誰をも信じれなくなって
人に会えない時間を過ごしてきた。
会わない選択を続けて
自暴自棄になって散々傷つけた。

怖かったから。
人に必要とされない自分がいる事が

でも、どれだけ人が怖くても
結局、救ってくれるのは人だ。

家族、友達、恋人

凝り固まった視野や
暴走し続ける妄想を

取り払ってくれるのは
やっぱり自分以外の人だ。

だから、少しずつ
足掻いてみた。

振り出しに戻されても
小さな一歩を踏み出す。

失業から、自傷、失踪と
ここ最近バタバタと自分は
真っ逆さまに落ちてしまった。

まだまだ威嚇してる私がいて
所構わず噛みついて
嫉妬で気が狂って
お互いに傷をつけようとする私がいる

それは、私であって私じゃない。

コントロールできるまで
這い上がるまで
もう少し時間がかかるけど

きっとまた、この足で
ちゃんと歩いていけるように

地べたでも何でも這いずり回るよ。

小さな一歩を踏み出す勇気は
いつも自分の中にある。

　　メンヘラなめんな。

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