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ペンギンにも出逢えるミルフォード・サウンドツアー

ぺんにちは!ペンギン好きぃ、鈴木起世美です。

前回、ニュージーランドの原生林に住むフィヨルドランドペンギンについてお伝えしました。

ニュージーランド本土に生息する他の種と比べて
フィヨルドランドペンギンはとても出逢いにくいペンギン…

とお伝えしました。

ただ!ある観光地へ行けば、出逢える可能性があるんです!


それが、世界自然遺産にも指定されているミルフォード・サウンドです。

南島の絶景観光スポット『ミルフォード・サウンド』

ニュージーランドの南島を観光するなら、必ず候補に上がるであろう景勝地
『ミルフォード・サウンド』。

南島南西部フィヨルドランド地方に位置します。

氷河の進退によって削られた岩山に氷河の溶け水や海水が入り込んで形成される地形(フィヨルド)であるミルフォード・サウンドは、
タスマン海から15km内陸まで続いていて、1200m以上の断崖絶壁に囲まれています。
ミルフォードサウンドで最も有名な山は標高1800mのマイターピークで、海水面から直接そそり立つ山としては、世界で2番目の高さを誇ります。

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写真左側の山がマイターピーク。

私が行った時期(9月)が冬だったので積雪していました。

観光地として有名なため、多くの観光会社がツアーを組んでいて、クイーンズタウン、もしくはテ・アナウという町からツアーバスが出ています。

クルーズ船から見られるフィヨルドランドペンギン

ミルフォード・サウンドまではバスで道中を観光しながら移動し、
船に乗り換え、ミルフォード・サウンドをクルーズします。

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この地域は、年間7000-8000mmもの降水量があり一年の3分の2、
およそ230日は雨が降るのですが、私が行った日は運よく快晴でした!

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氷河の雪解け水が作り出す滝も、ミルフォード・サウンドの有名どころ。


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子どものオットセイが岩の上で日向ぼっこしていました。



そして、念願のペンギンは、、、


こちら!!!

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…お分かりいただけただろうか…?


………

……………


もう一度ご覧いただこう。


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これだ!


非常に分かりづらいかもしれないけれど、
こちらに背を向けて奥の森へ向かっていく姿が写っています。

ちょうど海から上がって巣へ向かうところですね。

フィヨルドランドペンギンとわかる特徴も写っていないので、
あまり出逢えた感は薄いですが。

これでもカメラでズーム撮影をしたのです。


クルーズ船からの観察は、ペンギンと出逢えても距離が遠いのが難点。

双眼鏡は必須だなと感じました。

この個体以外にも、写真には収められませんでしたが、クルーズ船から少し離れた所を泳いでいた姿も確認しました。

ということで、このクルーズツアーで計2羽確認できました。

距離は遠い。でも容易に逢えるミルフォードツアー

いかがでしたか?

ペンギンレポートとしては写真にうまく収められていないので拍子抜けかもしれませんが、
実際に行った感想としては、これだけ希少なペンギンに
ツアーに参加すれば出逢えるというのは純粋に嬉しいことだなと思いました。

見られる距離は遠くとも「気軽にフィヨルドランドペンギンを見てみたい!」という方にオススメします!

ただ時期は繁殖期の8〜10月頃!!!

これを間違えると全く出逢えません。

「せっかく行ったのに…」とならないように時期だけはお間違えなく!


最後にもう一度ペンギンの写真を。

もっと分かりやすい写真を撮りに
また行きたいと思うミルフォードサウンドツアーです!

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次回は、誰にでもオススメできないけれど、行ければ間近にフィヨルドランドペンギンに出逢えるかもしれないスポットをレポートします。

ペンギン好きぃでした∧( ゚Θ゚ )ノシ

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私の通販サイト『ぺんきょー会 ペもの店』↓にて、
50ページに渡ってニュージーランドのペンギンレポートを
まとめてあります。


これからニュージーランドへ行って野生ペンギンに出逢いたい方、
詳しいニュージーランドでのペンギン情報を読みたい方は、
ぜひお手に取ってみてください!



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