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金属塗装技能士実技試験

《kiyopon》です。

10年以上前になりますが、金属塗装技能士実技試験について紹介したいと思います。
忘れてる部分もありますが記憶をたどっていきます。

1級は実務経験7年以上、2級は実務経験2年以上で資格取得が可能です。
2級の資格は取っていないので詳細はわかりません。

四角の筒サイズW200×D100×H400(mm)に塗装作業していきます。
1級はW200に、2級はW100に両サイドに繋ぎ目があります。

金属塗装作業実技の手順
1級の場合

1.バリ取り、サビ取り、脱脂の素地調整をする。
2.下塗り(赤サビ)を吹付ける。
3.素材の繋ぎ目の全面をパテ付け(ラッカーパテ)で素地調整する。これでヘラの使い方がわかる。
両サイドの端から100mmは研ぎなしのためキレイにパテ付けをする。
4.キレイにパテ付けした部分以外は、パテと赤サビを水研ぎで研磨する。
5.中塗り(サーフェーサー)を吹付ける。
6.中塗りした部分を100mm養生して水研ぎで研磨する。
7.ラッカーエナメル白、赤、黄、黒の4色で調色する。見本色に合わせる。
8.仕上げ(調色した)塗料を2面を1回塗りする。
9.1回塗りした部分を50mm養生して2回塗りする。
10.残りの2面は仕上げ(ラッカーエナメルメタリック)を1回塗りする。
11.1回塗りした部分を50mm養生して2回塗りする。

2級の場合

7.までは1級と同様の作業です。
8.仕上げ(調色した)塗料を4面を1回塗りする。
9.1回塗りした部分を50mm養生して2回塗りする。

実技は減点方式で、養生が1mmでも違うと減点です。
1級の場合は、仕上げ塗料を2色塗りますが、見本と違う場合も減点です。

1級、2級の実技時間は4時間です。片付けも含めて時間的にはギリギリですね。
延長は30分で打ち切りです。時間オーバーしても減点です。

私の時は6月中旬で梅雨の時期だってので大変だったのは覚えてます。








 



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