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卓球でスマッシュを打ち合うことで、“OneCrowdworks”が生まれた話

◆ この記事はクラウドワークス Advent Calendar 2023シリーズ2の16日目の記事です。

こんにちは。 
クラウドワークスの新規事業「PARK」の事業責任者をしている清瀬です。

今日はクラウドワークス卓球部がV2した話を書こうと思います。
いきなり何の話かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、クラウドワークスが入居している恵比寿ガーデンプレイスタワーの卓球大会で2連覇を達成しました。
先日プレスリリースでも発表されたようです。
広報チームから聞いた時は耳を疑いましたが、気づいたら実際にPRTIMESに載っていました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000050142.html

参加したのは 11の事業部・役職から集まった総勢12名。
社員みんなで勝ち取った優勝でした。

・取締役
・法務部
・総務部
・事業部
・情シス
・ビズアシ
・PARK
・メンバーペイ
・テックダイレクト
・クラウドログ
・社長秘書

今日はそんな卓球大会V2に至るまでの話をちょっと書かせてもらいます。

━━ 前回大会が行われたのは4年前で、コロナ禍の前のこと。
当時僕はまだ入社していなくて、今回が初めての卓球大会だった。

クラウドワークスに入社後、過去に弊社は卓球大会で優勝したことがあるという噂は聞いており「そんな歴史があったとは・・」と元卓球部の血が騒いでいた。

僕は卓球が好きだ。
中高6年続けた最後の結果は富山県ベスト128ぐらいで強いとは言えないレベルだったけど、試合中の「サー」の声量(←あれは卓球部なら全員言う)と気持ちの大きさだけは誰にも負けなかった。サッカー部が卓球部をバカにしていれば「卓球をバカにするな」と喧嘩を買いにいき、部内でただ一人坊主頭だったりもした。

卓球に明け暮れた高校生活を終えてかれこれ15年、今年で33歳。
クラウドワークスに入って2年した時、オフィスに卓球台が設置された。
一番大きな会議室に卓球台がポツンと置いてあるのを横目にいつも気になっていた。とはいえ、普段はミーティングで使用されるただのデスクと化していて、だれかがそこでプレーしているのを見たことがない。

いつかみんなと卓球したいな。
でも、卓球しよう、なんて声をかけられる勇気もない。

そんなことを日頃思っていた矢先に舞い込んだのが今回の卓球大会だった。

いつも事業の法務チェックでお世話になっている法務部の山口さんからslackでメンション。法務関連かな?と思って見ると、チャンネル名は#ygp-卓球大会の文字。

チャンネルを覗くと、取締役の月井さん、グループ戦略担当執行役員の中山さんなど前回大会を率いていた人を中心に、今回2連覇を目指すにあたりチームリーダーを決めようと話していたところに山口さんが僕を放り込んでくれた形だった。

山口さんはとても温厚な方である一方で、
中身シリアスなことを笑顔で焚きつけてくるような THE 敏腕法務な一面
も。なんかもう後には引けない雰囲気があるぞ・・

チャンネルに入ってそうそう思い切って、優勝宣言した。
やるからには優勝したい。

グループ戦略担当執行役員の中山さんからも背中を押されチーム練習のセッティングを頼まれた。

中山さんは事業成長の鬼。僕が担っている事業「PARK」の数値上昇が芳しくなかった時に中山さんは他事業の責任者でありながら、PARKを見てくれ、徹底的に指導してくれた。中山さんが見てくれたおかげでPARK成長の土台が築けたところもある。

なので、僕にとっては全く頭が上がらない存在。そんな中山さんに「頼んだ」と言われたのだから、これはもうやるしかない。見せ場を作るしかないぞと、さっそくスケジュール調整ツール「調整さん」で、練習参加の希望やアンケートをとって、練習の予定をGoogleカレンダーにバシバシと入れていった。

卓球は、スポーツ。スポーツは、勝負の世界。
ビジネスも、勝負の世界という意味では共通するものがある。
ビジネスへのヒントを見出すためには、圧倒的な「量」をこなす必要がある。
以前中山さんにもDM営業は週最低100は行こう。最低限。量がないと仮説検証がそもそもできないよと、口酸っぱく言われた。

「中山さん、覚えてますよ。教えてくださったこと。
 量をこなすことが大切なこと。僕成長しましたよ。」

そう思った僕は、業務に繁忙しているメンバー・役員・取締役のスケジュールを構うことなく埋めていった。

「日程ちょっと多い。あえて広く候補上げていたと思うので、もうちょい絞りませんか?」

やってしまった。
中山さんの声を受けて練習量を3分の1くらいに減らした。

とはいえ多いは多い

そうして、練習日程を決めていよいよ練習スタート。
正直練習日程決めもかなり苦労した。メンバーの事業部もポジションも責務の大きさもバラバラで、取締役から第一線の現場の営業担当まで、いろんなメンバーがいる。練習日を合わせるのも一苦労だった。

練習日が少ないと優勝できないし、練習日が多すぎてもみんなに負担にならないか。それにお前だけ暑苦しいぞとか思われてないかな・・
と心配していたのも束の間、みんなの闘志がメラメラ。
これには本当に助けられた。

そして何より練習に没頭していたのが、クラウドログで営業をしている松島さん。

映画「ピンポン」のスマイルに憧れ卓球していたカットマン。
練習初日、やけに松島さんのラバーのテカリが違うぞと思い、中山さんが質問。

「これラバーどうしたんすか?」
「これ買ったんですよ。近所のゼビオで買いました」とほかほかした顔の松島さん。

その日は初回練習日。
松島さんは、初回の練習に合わせてラバーを買ってきていた。
なんて人だ・・こんな卓球愛と闘志がメラメラな人がクラウドワークスにいるのか・・・!

普段は仕事で話す機会は一切なくて、
見かけたことがあったくらいで、こんなに熱くまっすぐな人なんだと。
普段一緒に働く人たちの知らない一面を知れて最高だった。


(続きます)

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