日本原燃が所有する六ヶ所再処理工場(ウラン換算処理能力800 t/year)は、建設開始から四半世紀も経ち、途中、コールド試験(通水試験)やホット試験(燃料溶解システム試験)を実施したものの、10年間の新規制基準適合安全審査を経て、来年度から、本格稼働することになっていますが、問題山積、運転経験者は、仏ラ・アーグ再処理工場での訓練者を含め、全体の30 %しかおらず、本格稼働できる体制ではありません

はじめに

日本原燃が所有する六ヶ所再処理工場(ウラン換算処理能力800 t/year)は、建設開始から四半世紀も経ち、途中、コールド試験(通水試験)やホット試験(燃料溶解システム試験)を実施したものの、10年間の新規制基準適合安全審査を経て、来年度から、本格稼働することになっていますが、問題山積。

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