オリジナル研究ノート 私の「ホンコン調査」論

はじめに

世の中で、一般的に言われているホンコンとは、ホンコン島のことですが、本土側の特定区域(九龍(クーロン))もホンコンであり、島とその区域は、MTR(地下鉄)で結ばれています。九龍から深圳市まで約30 km(約40分)。
ホンコン島のMTRで、中国本土へつながる鉄道「九広鉄道東線」ハチソン・ワンポア(始発駅)へ、それに乗り、13駅目の羅湖駅(終着点)で下車し、徒歩5分で、深圳経済特区に入れます。
日本人のような外国人には、 「入境・出境手続き」が必要です(15日以内ならばビザ不要)。
以上のことから、日帰りで、深圳の高層ビル群や都市計画などの調査ができます。
深圳へは、ツアーとして、多くの日本人が観光目的で訪れているため、比較的、自由なのでしょう。
香港は、ニューヨークに次ぐ、高さ100 m以上の高層ビル群であり、金融センターとしても、世界5位ですが、なぜ、イギリスは、香港島に、そのような巨大都市を建設したのか、その地理的・政治的・経済的背景の必然性が見えてきません。
■写真82枚。

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