Trovatoreさんから、「この会合の動画を拝見いたしましたが、電力側は、国で審査中のためこれからやりますという説明に対して、桜井先生は、もう終わっているはずだとかなり厳しい発言をされていました。実際はどうなのでしょうか」なるコメントあり 静岡県HPを観れば、分科会の設置目的、構成委員、過去の各開催会合の開催日時場所・議題・配布資料・議事録が掲載されており、配布資料と議事録を読めば、すべて分かるようになっています、私が正しい

質問

Trovatoreさんから、2024年1月14日 12:22、「この会合の動画を拝見いたしましたが、電力側は、国で審査中のためこれからやります、という説明に対して桜井先生は、もう終わっているはずだ、とかなり厳しい発言をされていました。実際はどうなのでしょうか」なるコメントあり。

回答

静岡県HPを観れば、静岡県防災・原子力学術会議と分科会の設置目的、構成委員、過去13年間の各開催会合の開催日時場所・議題・配布資料・議事録が掲載されており、全分科会で、計約60開催会合になり、配布資料と議事録を読めば、すべて分かるようになっており、原子力分科会の議事録から、
・新規制基準適合安全審査では、時間がかかるため、従来方式ではなく、特例措置が適用、すなわち、安全審査と工事が同時並列方式で進められること(工事は、最初の2-3年間で終了し、安全審査は、継続中)、
・新規制基準適合のための原発システム改造や確率論的リスク評価による炉心損傷事故発生確率の報告(炉心損傷事故発生確率の報告は、私が中部電力への要請により実現)、
・耐震補強工事例の報告(耐震解析や耐震補強の報告はないものの、会合配布資料には、耐震補強現場の写真が掲載、私は、4号機の原子炉建屋内を見学・調査し、耐震補強の現場を確認、三万箇所の耐震補強がなされているとの情報を入手済み)、
・耐震補強工事の終了後、地震確率論的リスク評価による炉心損傷事故発生確率の評価がなされるのが手順ですが、私は、評価済みと言う証拠を得ていない、
などが、誰でも、読み取れます。
私は、中部電力に対し、何度も、耐震解析や耐震補強や地震確率論的リスク評価による炉心損傷事故発生確率などについて報告するように要請しましたが、実現せず、2024.1.12会合では、安全審査により申請書の基準地震動が承認の報告後、私の要請を制限する条件がなくなったため、報告を求めましたが、中部電力は、実際と異なる説明をしていたため(議事録と矛盾)、厳しいやり取りをしたのです。
過去の事実関係は、note本欄バックナンバー記事・写真参照。

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