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「艦隊分析」を分析してみた


※修正中に間違えて記事削除してしまったので再投稿になります。ご迷惑おかけします

はじめに

概要

本記事は直近半年ほどの間に実施された「艦隊分析」について(件数は約30件、複数の回答者による分析)個人的にまとめたものです

現状、艦隊分析における目標設定は「次回のイベント海域にどう取り組むか」が重視されており、
本記事では難易度「丁~乙」を想定した「イベントを安定して完走したい、前回より一つ上の難易度で完走したい」 という層の艦隊分析について触れます

回答は相談者の艦隊状況によって変わりますが、指摘や助言の内容は複数の回答者間で割と共通している傾向にあり、そういう頻度の高い項目を知る事で以下のようなメリットが見込めます

補足

・艦隊分析の相談者及び回答者に許諾は得ていません。配信等を拝見しての個人的な覚え書きです
・実際に行われた分析では個々の縛りや拘りに十分配慮していますが、特に拘り等が無い場合は重婚・サブ艦・牧場などを積極的に活用していますので
プレイスタイルに強い拘りのある方はブラウザバックを推奨します

前置きはこの辺りにして本題へ

忙しい人用まとめ

結論から述べますと、難易度「丁~乙」を目標とした艦隊分析で指摘や言及される頻度が特に多いものとして以下が挙げられます

  1. 設計図&カタパルトがどの程度回っているか

  2. 設計図不要の改二艦(高性能艦)がどのぐらい育っているか

  3. 内火艇&大発動艇系を搭載可能な駆逐艦の数は十分か

  4. 対地装備(内火艇+八九式中戦車)の所持数や改修は十分か

  5. (4を含めた)任務報酬で貰える強い装備をどれだけ回収できているか

  6. 強い装備を入手して装備改修を進められているか

乙以上の難易度では「お札による出撃制限」があるので、特に「大発駆逐の不足、対地装備の準備不足」がネックになります
(丙以下の難易度ではそこまで影響ありませんが、全く準備してないと足元を掬われることがあります)

以下、項目ごとに詳しく述べますが、それぞれに因果関係があるので話が多少前後しますがご了承ください
簡潔にまとめますと

という話をしています

項目ごとの解説

設計図とカタパルト

この層の多くは設計図とカタパルトが足りないです
優先順については個々のケースで多少前後しますが、艦隊分析においては
「艦の性能」+「派生任務の報酬」から概ね下記のように言われています

どうしても序盤は駆逐艦に設計図を回す余裕が無く、
「高性能な駆逐艦の少なさ・駆逐艦の層の薄さ」が難易度を上げて行く上でネックになりやすいです

設計図不要な高性能艦と大発駆逐

難易度乙以上では「お札による出撃制限」への対策が必要になりますが、その際「大発/内火艇搭載可能な駆逐艦」が不足しがちです

そのため「入手が容易+設計図不要で改二へ改造可能+大発&内火艇が搭載可能」である
霞、満潮、響がどの程度育っているかは艦隊分析で言及される頻度が高いです
(睦月型はステータスが全般的に低く、朝潮は改二丁が要求レベル85と高い)

他の「設計図等が不要な艦」では、下記も言及される頻度が高いです
瑞鳳 →輸送連合でも活躍できる高速軽空母(護衛空母)として有用
大井、北上 →先制雷撃可能。改二で五連装魚雷を持参
飛龍 →改二で友永隊を持参、砲撃支援の空母としても有用
綾波時雨、雪風、初霜 →時雨は改二、雪風は改までなら設計図等不要&4隻とも夜戦火力と運が高くボスキラーを任せられる
(初霜は高難易度に行くと特効無しでは若干夜戦火力不足になりがちなので注意)

設計図や戦闘詳報が行き渡るまでは時間を要しますので、それまで上記のサブ艦を育てるのも有効です
上記の艦が複数居ると序盤の海域から雑に切れる(札を付けられる)ので高難易度でも重宝しますし
「サブ艦の強み」を理解しておくと、高難易度に行ってからも役に立ちます

対地装備(内火艇+八九式中戦車)の入手と改修

対地戦に関する内容や対地装備の入手と改修について詳しく説明すると長くなってしまいますので、以下の記事や艦これwikiを参照してください

【艦これ入門】対地装備について (しきにゃみ.com様)
https://shiki-nyami.com/landing_craft/

大まかに言えば
・大発動艇や特大発動艇などは「対地装備」としての大発系には含まれません
・対地装備のダメージ量は改修度合いによって増加するため、改修は非常に重要です
・これらの対地装備は低難易度では必ずしも必要ではありませんが、高難易度では必要不可欠です
・内火艇は任務報酬で1つ入手できますが、八九式戦車隊は現時点では装備更新以外での入手方法はありません
大発動艇→八九式中戦車→内火艇は装備更新で入手するため、大発系の装備改修を計画的に進める必要があります
・装甲艇(AB艇)や武装大発もあると良いですが、急いで入手する必要はありません
・当面は内火艇2つ+八九式戦車4つ程度を目標にしましょう

実際の装備例については上記のぜかましねっと様の記事を読むことをおすすめします


任務報酬で貰える強い装備

装備改修は基本的には「弱い装備を改修して強くする」よりも、「強い装備を入手してから改修する」方が効率が良いです
大発や徹甲弾などは、基本的に改修と装備更新で強化していくしかなく、改修コストも比較的低いため、序盤からコツコツと改修していくことがおすすめです

任務報酬関連でよく言及されるものとしては下記が挙げられます
(前提任務に必要な艦や、序盤ではクリアが難しい海域などもあるので注意)


装備改修について

・序盤は九一式徹甲弾を開発して叩きましょう
その後は入手でき次第
20.3cm(3号)連装砲
 
→★4~6辺りのものを4本程度
61cm五連装(酸素)魚雷
 →
★6を量産したい(大井/北上牧場が必要)
 →61cm四連装(酸素)魚雷後期型を入手したらそちらの★MAXに集中
零式艦戦21型(熟練) 
 →基地航空隊でも使える
 →飛龍/蒼龍の改二が持参するものを使った方がいいです(熟練搭乗員は貴重なので)
 →出番が無くなりそうなら機種転換任務で「零式艦戦52型(熟練)」へ更新
大発動艇
などが当面の改修候補になります

二式水戦改などの水戦は低難度なら少なくても問題ありませんが、乙以上を考慮するなら航巡や水母を制空箱にするために4つ以上を目指しましょう
水戦の改修はその後で考えましょう

ブルネイで戦果を稼ぐために三式ソナーを叩く方法もありますが、イベントに主眼を置いている場合は、艦隊強化には直接は繋がりません。戦果報酬の入手があってこそですし、その戦果報酬がイベントで有用かどうかはわかりません

大口径主砲は★1でいいので、付けておくといいですが、コストが重く本格的に改修するはまだ先です
※ただし次のような「最終的に使う(強い)装備または将来的に★MAXを目指す装備」に限ります

これらの装備をほとんど持っていない場合は、大口径主砲を改修するのはまだ早いです

中途半端な性能の装備に幅広く★1を付けるのは厳禁です(改修の素材に使えなくなるため)

将来的に★MAXを目指したい装備としては
九八式戦車特二式内火艇などの「大発系対地装備」
→内火艇の入手と八九式戦車の改修を組み合わせて6-4をクリアし、6-5を早めに開放したいです
・「配置転換系任務」の対象になる艦載機
試製41cm三連装砲は1本だけ早めに改修して★MAXを作り、伊勢任務で41cm三連装砲改二へ更新
10cm高角砲+高射装置を2本~4本
この辺りがよく言及されています

乙以上の難易度を視野に入れるなら上記に加えて
・一式戦 隼III型甲★MAXを1つ(一式戦 隼II型(64戦隊)がなければ2つ)
・二式水戦改★MAX→任務報酬で二式水戦改(熟練)
・零式水上偵察機11型乙★MAX→任務報酬で零式水上偵察機11型乙(熟練)
・12cm30連装噴進砲★MAX→12cm30連装噴進砲改二への装備更新を複数個
・91式高射装置
・三式弾改二
・陸攻などその他基地航空隊関係
これらも検討する必要が出てきます
高難易度を考慮した改修したい装備を挙げるとキリがないので、以上です

その他装備関連

・対潜支援用のカ号観測機を目標16個(レシピ安いしのんびりと) 
 →日向改二の任務などで、「オ号観測機改」または「S-51J」を手に入れた場合、必要な「カ号観測機」の数が減ります

・防空のために、「二式複戦 屠龍」を少しだけ開発しておくと良いです

・現在は恒常的な入手方法がありませんが、将来的に「特大発動艇+一式砲戦車」がイベントや任務報酬で手に入る可能性がある場合は、全力で取ることをおすすめします

後発の人はネジが足りないかもしれませんが、それ以上に開発資材が不足しやすいため、2-4の周回やイベント中に6-3を警戒陣で周回することも考えてください

・本体の制空が十分に取れるようであれば、基地航空隊に岩本隊を配備することもおすすめです
・九六式陸攻と流星改は雷装値が同じくらいなので、陸攻が不足している場合は、距離さえ足りれば代用することができます(特効がある場合を除く)

低難易度の場合は、こう言った工夫をすることで乗り切れることもあります

その他の補足

決戦支援について


現在の環境では、難易度が上がるほど「決戦支援の質」が重要となります
大口径主砲の改修や高性能電探の入手が重要ですが、これらはコストが重く、丙以下であればあまり考えなくても良いです
ただし高難易度を目指すのであれば避けて通ることはできません
下記のサイトを参考に、支援艦隊の基礎を抑えておきましょう

難易度丙~丁では「決戦支援は6隻全部キラ付けて出す」ことが重要です
乙以上の難易度では大口径主砲の改修が視野に入ってきます

補強増設の重要度

補強増設については、昔よりも搭載可能な装備が増えており、補強増設を活用して様々なことができます
他の人や攻略サイトの編成を参考にする場合は、組まれている編成が「補強増設が開いている前提」であることが多く注意が必要です
任務報酬だけでカバーしきるのは難しく、課金が必要になることもありますが、ある程度割り切ってやった方が楽になります
ダメコンや女神に関しても同様です

ケッコンの恩恵

指輪を渡してレベル条件を開放して育成すると、様々なメリットがあります

特に戦艦は、「燃費向上、命中回避上昇、主砲ペナ軽減、特殊砲撃確率上昇」といったメリットが多く、支援艦隊要員としても有効です
夜偵の発動率も上がりますし、軽巡や駆逐艦は対潜値が上がることで先制対潜がしやすくなります
課金が必要ですが、特にイベント海域で使用頻度の高い艦は割り切って上限解放する方が効果的です


やらなくて良いことと断捨離

艦これに費やせるリソースには限りがあるため、やらなくても良いことや、今やる必要のないことを断捨離し、リソースを集中させることで艦隊強化が効果的に進みます

具体的には、難易度が低い場合は大口径主砲の改修や対潜装備の改修などは先送りにしても問題ありません
一方で、大発動艇の改修や運改修などは時間がかかるので、少しずつ進めていく方が良いです

また母港枠や装備枠も課金で拡張できますが、断捨離して枠を確保することで、サブ艦育成や牧場などに利用することもできます
装備の断捨離については、CC_jabberwock様のサイトが参考になります


まとめ

・強い艦、任務報酬や持参装備が美味しい艦に優先して設計図やカタパルトを着実に回して育てていく

・最初のうちは駆逐艦まで設計図やカタパルトが回りきらないので、どうしても駆逐艦の層が薄くなる。特に大発駆逐は数を揃えておかないと難易度乙以上は厳しい

・設計図不要な高性能艦や大発駆逐を早めに育てる事で対策はできます。設計図が手に入らない間は、これらのサブ艦船を育成しておくと役に立つ場面が増えます

・大発系の対地装備は通常海域ではあまり効果を感じづらく、艦隊強化の盲点になりがちですが、イベント海域では必ず役に立つので、強化を怠ると艦隊の弱点になります。長期的な強化を考えましょう

・装備の改修は選択と集中が重要です。強い装備を手に入れた後は、短期的にも長期的にもリターンの大きい装備に集中して投資しましょう

・やるべきことの優先順位や取捨選択も重要です。不要なものを手放すことも一つの選択です。投資できるリソースは限られています

あとがき

この半年ほど他の方の艦隊分析を見ていて、回答者の方々がアドバイスしている内容に共通点が多いと感じました
正しい知識や強い艦隊を持つ方々が発信する情報を集めることで、正解に近い答えにたどり着けるのではないかと思い、メモをまとめました

正解は一つではなく、艦隊の数だけありますが、方向性が良ければ結果が出るはずです

私自身は艦これに詳しくなく、他の方に艦隊分析を依頼してアドバイスを求める勇気もありません
この記事が、私と同じく「強い艦隊を作りたいけど、何から始めればいいかわからない」と悩む方の一助になれば幸いです

それでは


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